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楽をする、ということ。

日頃から、私は「いかに楽をするか」を念頭に置いて過ごしています。文字だけで見たら、まるでロクでもない人間に見えてきますが、そこには私なりの美学があったりします。

いかに楽をするか、の最たる例を書いた過去の記事があるので、まずはそれを置きつつ……

若いうちの苦労は買ってでもなんちゃら、とはよく言ったものですが、思えば、わざわざする必要のなかった苦労もたくさんあったなぁ……と、振り返る昨今。苦か楽か、ひとまとめで捉えてしまう事もあるのだけれど、私の考える「楽をする」というのは、つまるところ

効率的な道を探る事

です。しなくても良い負担は、出来る限り減らしたいじゃないですか。っていうか、楽をしたぶん、他の何かに取り組めるじゃないですか。時間的にも労力的にも。なので、「楽をしたい」と考えるのは決して悪い事ではないと思うし、そこから創意工夫を生むのならば、むしろ合理的。

という訳で、今後も私は「いかに楽をするか」を念頭に置いていこうと思います。なんというかこう、ちょっと人聞きの悪い感じは否めないのだけれど、まぁいっか。(笑)

さて、週明けから初めてご一緒する監督さんの短編映画の撮影が始まります。私は制作部として参加しており、ちょうど準備期間中なのですが、その合間を縫って新たな企画を動かそうとしていたり、なかやまえりか監督の『Veils』や『カゾクノキョリ』のプロデューサー業をしていたり、します。音楽のお仕事では、スケジューリングや進行管理など、諸々。あとは息抜きにこうしてnoteを記しているところです。

そうそう、先日Twitter(相変わらずXとは呼べない)にも書き留めたのだけれど、音楽の仕事に関しては営業というか売り込みのような事をした記憶がなく、信頼する人からのご紹介のみで10年以上やっているのですが、冷静に考えるとよく続いてるなぁ……と、しみじみしてしまいました。

ただ、前述通り営業というか売り込みのような事をした記憶がないため、5月の現場が1本もありません。自分でも笑ってしまった。まぁ1カ月ぐらい現場のお仕事がなくとも野垂れ死んだりはしないはずなので、のんびりやりつつ、なかなか会えない友達に会ったりして楽しむ時間にしようかな、と考えています。

「楽をする」のは、「楽になる」でもあって、そもそも「楽しみ」の意をもつ喜怒哀楽の「楽」でもあるので、私の目指している方向は、きっと合ってる。

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