見出し画像

入院前、夫と私の意識の違い

だいぶ間が空いてしまいました。
今回は、入院するか否かを決めるために夫と話し合った夜について書きたいと思います。


伝わらない

端的に言うと、夫からは「入院の必要性が判断できかねる」とのことでした。私が抱いている危機感や焦燥感は、当たり前ですが外から見ている夫には分からないということです。「入院・・・必要??」という風に言っていました。

これは、夫が悪いというわけではなく、見て分かる情報(布団で寝ている、3日連続で寝込んでいる、1週間起きてこない等)以上は、家族には分からないということなんだと思います。私自身の内心でどのような心境の変化や危機が起こっていても、むしろ伝わらない方が当然なんでしょう。

ただ、「ピンチなんだよ!!!」と言葉を尽くしたつもりでしたが、伝わらないのはもどかしかったです。

慢性腎臓病のうちの子

うちには猫が2匹います。そのうち片方の子が、今年に入って慢性腎臓病のステージⅣと診断されており、余命いくばくもない状態です。3ヶ月入院するということは、死に目に立ち会えない可能性がかなり高くなります。

迷いました。まだ7歳の子で、死ぬには若すぎます。後悔のないように最後まで寄り添いたい。看取りたい。そう思っていました。

ただ、この頃私は自分が万全じゃないとお世話の一つも出来ないことを痛感していました。うつがひどく布団にいるだけの状態だと、ご飯をあげるために起き上がるのも一苦労です。「お腹すいた〜」と鳴かれても、私も泣きたい気分です。GW中は、この子のお世話もほぼ夫が担っていました。

入院するとなると、分担しているこの子のお世話も全て夫が負担することになり、それも私を迷わせる理由の一つでした。ただ、もうそんなことも言っていられない段階に来ていました。

主治医と三者面談することにした

なんとか言葉を尽くして入院したい旨を夫に伝えようとしましたが、納得しきってもらうことができませんでした。そこで、翌々日の木曜日の主治医の出勤日に受診して、主治医の見解を聞くことにしました。夫は私の主観は聞いて分かったので、主治医という第三者からの意見が聞きたい、医療者からの専門的な知見が聞きたいということでした。

とりあえず、聞く耳のシャッターは開いたようで一安心、というところでこの日の話し合いは終了しました。具合が悪い中で話していたので、ここまで話しがついただけでももう十分だと思えました。

次回

この話しをしていたのは火曜日の午前中に受診して、その夜だったので、主治医に会えるまでは中一日ありました。この中一日は地獄のように時間が進まずひどく辛かったことを覚えています。

次回のnoteでは主治医との三者面談から入院準備までを書きたいと思います。


本日もお読みいただきありがとうございました!
♡スキ、フォロー、コメント等々リアクションありがとうございます。大変はげみになります。
ゆっくりペースの更新ですが、また次回作も読んで頂けると嬉しいです。

ねこになるしか! どうも、ねこしかでした。

より良いnoteを書くために、PCの購入費に充てさせていただきます!