自宅での理科の勉強法について(学校をお休みした日の過ごし方シリーズ)

もうすぐ夏休みも終わりますね。夏休み明けの子どもたちの学校の状況が気になります…

さて、今日は、小4次男の自宅での理科の勉強法をまとめました。

このシリーズでは、心臓病で学校をお休みすることが多い小4次男が、学習に使える時間が少ないという体力的な制約のなか、学校の授業についていくために、自宅でどんな学習をするのがよいのかを追究しています。
参考書や勉強法を研究するのが趣味である母親の私が、家庭で実践して良かったことを記録しています。
病気以外にも、さまざまな理由で学校をお休みしている子どもたちが、再び登校するときに、“学校の授業についていけない”という理由で登校につらさや不安を感じることがなくなることを願っています。

小学校時代は、家庭で学習フォローするのは、漢字と算数だけでいいや

と私は最初思っていました。でも、小3で理科が始まった直後に返却されたこちらの理科のテストを見て、考えが変わりました。

次男は、「写真にうつっているものは、なんという名前ですか?」との問いに(正解は「子葉」)、

画像1

「はっぱ」

と無邪気に答えておりました…

いや、たしかに「はっぱ」だけどさ…

小学校の理科が、電磁石や天体等、難しい単元を含んでいることは、長男を見て知っていたので、自宅で理科を勉強することにしました。

理科の勉強法は、以前書いた算数と同じで、①NHK for Schoolの動画→②問題集(教科書ワーク・レベルアップ問題集)の流れです。

① NHK for Schoolの動画

NHK for Schoolの理科の番組はとても役に立ちます。自宅や学校では行えない大掛かりな実験や危険な実験、日常生活では不可能な自然観察なども、Eテレで行って番組にしてくれているからです。

今は、個人発信の分かりやすい勉強動画がたくさんあり重宝してますが、理科については、NHKにしか撮れない映像が豊富にある点で、NHK for Schoolの動画が良いと思います。

理科の番組はたくさんあるので、このまとめサイトをご参照ください。

家庭学習という観点で個人的オススメは『ふしぎがいっぱい』『ふしぎ大調査』などの比較的古い番組です。『ふしぎエンドレス』『考えるカラス』などの新しい番組は新学習指導要領に沿っているので、結論を生徒に考察させる目的で、

「きみは、この後、どうなると思うかな〜?」

と疑問が投げかけられたところで、ブチっと番組が終わってしまったりします。

見終わったあとに、学校の授業でみんなで話し合うことが前提なのかなと思います。自宅で勉強する場合は、結果がわからないとそのままになってしまいがちなので、昔ながらの、結果までバッチリ放送してくれる番組がありがたいです。

うちは、同じ単元でも『ふしぎエンドレス』『ふしぎがいっぱい』『ふしぎ大調査』と3種類見ていることが多いです。

次男は、植物や虫など生き物系に興味がないので見てませんが、『香川照之の昆虫すごいぜ!』が良いらしいですね。ママ友に聞きました。

学校になかなか行けないお子さんに言いたいことがあります。

「充実した内容のNHKの理科動画を何種類もゆっくり見る時間があるのは、あなたたちの特権だよ!」

小学生も中学生もみんな忙しくて、NHKの動画を自宅で見る時間はあんまりないから。

問題集(教科書ワーク・レベルアップ問題集)

教科書ワークを一通り終えて、時間がある時は『Z会グレードアップ問題集 小学3・4年 理科』に移ります。 教科書ワークを一通り終えるだけだと、内容を忘れてしまい定着しにくいからです。

※苦手科目は、もう一度教科書ワークを繰り返した方が良いと思います。

『Z会グレードアップ問題集 小学3・4年 理科』はコンパクトに良問が揃っていてオススメの問題集です。応用問題は、参考書『?に答える! 小学理科』で調べながら解いています。


以上、理科の勉強法でした。

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