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きみ、アルバイトをする暇があるなら……8

また豪雨の季節がやってきたわけだが(T_T)コワいよぉ



川の水位があがり続けると決壊し周囲の住宅を水没させる
ぼくは、その事実にそれまで気づかなかった愚か者です

豪雨の季節になりました。
毎年どこかで水害が発生している昨今、昔はこんなに酷くなかったと思うのですがやっぱり地球環境が変化してきているのでしょうか。

実はぼくも数年前『被災』しました。厳密に言えば、ぼく個人は何も被害はなかったのですが、ぼくの住んでいる周囲で土砂崩れや川の氾濫が頻発したのです。
街の一部は水没し、道路は寸断され、電車も運休。
陸の孤島と化した地域で外から物が入って来ないとどうなるか、実体験しましたよ。スーパーやコンビニの棚が空っぽになったのです。つまり「食べるものがない」状態。

不安な日々のなか、颯爽と現れたのが陸上自衛隊

いや、ぼくは元海上自衛隊なんですけど、あれなんだろう。陸上自衛官の『異常なまでの頼もしさ』に涙が出そうになりました。
護衛艦のエンジンルームに籠もっていた人間なんてビール腹揺らしながらカレーライスを掻き込むしか出来ないので(あくまでも、ぼくと一緒に働いた3分隊の人たちがそうだったということですよ汗、1分隊など精鋭はまた別)そんな、ぼくからすれば、筋骨隆々なまさに『これぞ自衛官』な人々でした。

市の中心部にある消防署の本部に常駐し陸と空から──陸自のヘリが低空飛行で飛ぶ姿はまさに圧巻。

あれから幾年月、これを書きながら家の外は大雨の音が鳴り響いています。
近隣の街では、どうやら避難警報も発令された様子。何事もなく夏が過ぎて欲しいと、ちっちゃい人間のひとりとして願うばかりです。

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