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腱板断裂日記7


  出世部屋

 全ての病院がそういう造りをしているとは 限らないが、私の入院した病院は、病棟に入ると入り口にナースステーション。
ナースステーションに近い所は、手術したばかりの人、手のかかる人、目が離せない人の部屋だ。
術後の経過の良い人や軽い人、動ける人程遠い部屋になる。
私は、入院した日から1番遠い部屋だった。
案内してくれた看護師さんが
"肩の手術なんですよねぇ。
1番遠い部屋しか空いてなくてごめんなさい"
と、申し訳なさそうに言い、
"辛い時や大変な時はいつでも、遠慮しないで、ナースを呼んでくださいね"
初めて主治医が来た時は
 "あぁ、ここなんだね。探しちゃったよ。まあね、大丈夫だろう"
と言われ、どういう意味か解らなかったが手術をしてみてわかった。
術後があんたに大変だとは。

 足の手術で先に入院していた先輩患者さんが
"ここはね、出世部屋って言うのよ〜。
経過がいいと段々こっちに引越して来るのよ。
1番動けて手のかからない人が入る部屋なの。"
と教えてくれた。
それだけでは無さそうだ。
この部屋の人は皆さん前向きで、どんどん自主トレ、自主リハして、手を貸してあげようとしても
"大丈夫、これも訓練"
と、どんどん自分でやる。
見ているこちらも見習って頑張ろうと思う。
とても前向きな良い部屋だった。

なるほど  出世部屋‼️

  入院7日め

いやー
夕べは寝られなかった。
今でも毎日、肩にアイスノンをあてているのだが、寝る頃に冷たく無くなってしまった。
そのせいか、装具の場所が悪かったのか、リハビリを頑張り過ぎたのか?
痛みがでて、寝られなくなってしまった。

だいだいに於いて、寝なければと思う程寝られなくなるものだ。
痛み止めで痛みさえ引けば、眠くなるまで起きていよう。
と、開きなおる。
3時に寝れば6時まで、3時間も寝られると思うと案外気が、楽になって眠気もやってくる。

1番頭を使わない、スグ眠くなるゲームをやる。
来たきた眠気
ふふふっと眠りにつく。

"寝すぎた!今何時?"
AM5:58
ジャスト、予定通り

ても、もうちょっと寝たかったな。

今夜は痛くならないように、注意しよう。

最近、調子が良いので、座って何かすることがおおくなり、肩に負担がかかってるようだ。

横になって装具を外すとやっぱ。
"気持ちいい〜"
明日もリハビリ頑張ろう。


 

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