ポジティブ日記は毎日書かなくても実はいい? 心理学的から見て書かない方がいいと私が考える3つの理由
「ポジティブ日記、毎日書くのダルい・・・」
という方に対して朗報の記事となっています。
何故なら「Strategy+Business誌ベストビジネスブック2017選出」され海外で大ベストセラーになった本 insightに効果的な日記の書き方が詳しく記載されていたからです。
記事の前半では毎日書かなくてもいい理由を3つに分かて解説
記事の後半ではポジティブ日記を週に何回書いていけばいいのかを書いています。
これを読めば効率的なポジティブ日記の書き方が身に付き、内省能力(自分で自分を見る力)も大きく向上するでしょう。
日記を毎日書かなくてもいいと分かる3つの理由
日記を毎日書かなくてもいい3つの理由について詳しく深堀して書いていきたいと思います。
1、毎日日記を書いたものと、しばらくしてから日記を書いたものでは同等の効果がある。
「昨日の晩御飯、何を食べたか覚えていますか?」と質問されたときと
「今日の晩御飯、何を食べたか覚えていますか?」なら後者の方が答えやすい人の方がほとんどだと思います。
実は過去の記憶を思い出すというのは海馬が記憶している情報が弱まりつつある状態なので
昨日の分を書いた日記の方が内省能力が高まり効果的だと分かっています。
これは昨日の記憶を思い出すことで海馬から忘れかけている記憶を引き出しており、今日の分と合わせて自分を見直すことが出来るからです。
毎日書くことは素晴らしいことだとは思いますが、無理して日記を書く必要はないということなのです。
2、毎日書いていると視野が狭くなる
ポジティブ日記を毎日書いてしまうと、同じような行動を行いがちになってしまい変化が少なくなってしまいます。
このような自問自答を毎日繰り返し行ってしまうと、周りに対しての視野が狭くなってしまい共感性が弱まってしまうことが
組織心理学者ターシャ・ユーリックさんが執筆された本insight(インサイト)により判明しています。
自分の心を日記を書くことで探っていくことも大切なのですが、周りを見回す時間をおいてから
おおまかに日記を書いた方が自分の人生をよりよく内容を見返すことが出来るのです。
3、習慣は1回辞めたくらいではなくならない
毎日ポジティブ日記を書いてる人は、安心しないし書かないと習慣化が無くなってしまうと考えて毎日書いてる人も多いと思います。
確かに日記を書くのが習慣化(約8週間)されていない場合は習慣化が途切れてしまうことがありますが
8週間以降、習慣化が続いた場合は1日、2日書くのを辞めたぐらいでは習慣化はなくならないことが研究で分かっています。
ずっと書き続けなくてもまた日記を書きたいと思った日から書き始めれば習慣化は元に戻るのです。
ポジティブ日記は週に何回書くのが理想的なのか?
毎日ポジティブ日記を書かなくても良いのは分かりましたが、習慣化させることも踏まえどのくらいの頻度で書けばいいのかは
メンタリストDaigoさんがYoutubeで放送された、【6週間で挫折激増】週何回で続ければ習慣化するか判明【ビクトリア大学】で判明しています。
その動画によると習慣化を身に着けたい場合は、週4で書くことをおススメしていました。
習慣化のテクニックにマジックナンバー4というのがあり
習慣化したいものを1週間で4回、それを8週間続ければ習慣化されるという研究結果が出ています。
なので、私のおススメとしては毎日日記を書き続けるよりも
週4で日記を書いた方が無理なく日記を書けるので、行うのだったらこっちの方がいいのかなと私の考えでは思っています。
それでは
参考文献
https://www.youtube.com/watch?v=mqrXrLchX2k
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