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心臓病発覚


7歳のシニアフェレットの闘病の日記

後で見返した時、あの時一緒にがんばってたなぁと思えるように、定期的に記録。

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〜2023.11.25の定期検診のこと〜

2023年10月頃から、なんか変な発作みたいな咳をしていて、月1で行ってる定期検診の時に相談(2023.10.22)

元々10月に血液検査をするのを予定していて、そのとき検査では特に異常は見られず(それどころか前回より数値はいい)

とりあえず、この症状が続くようなら次回11月にレントゲン撮りましょうということにして様子を見る。

その検診後、様子を見ていたら、咳はちょっとずつ頻度が増えてくるので、色々ネットで情報を探す(この時間が1番鬱。)

そうすると、胸水の子やリンパ腫の子、心臓病の子がとても似たような咳をしているのを見つける。

(あー………………やっぱりかぁ…………)
が最初の感想。

でも、前に1度心臓エコーしてもらったときは、異常なしだった。

じゃあリンパ腫……?
 でも毎日触りまくってるけどしこりは触れない。

何もないのに胸水がただ溜まるってことはないはず…

なんなんだ……

と謎な気持ちで今回11月の定期検診へ。(2023.11.25)

前からあった足のふらつきが、10月には改善してたのにまた11月半ばに現れてたのでそのことも伝えて、「咳が続くのでレントゲン撮ってください。」とお願いする。

※元々副腎とインスリノーマもあったので、腫瘍などの影響で貧血になっているのかもしれない(血液検査でも、ちょっと数値が低かった。)とのことで前から造血を促すお薬はもらっていたけど、それでもまた戻ってしまった。

ふんわりと暗い気持ちで待ってると
診察室に呼ばれて、主治医の先生から、

「まず、肺は問題ありません。気管支のところにちょっと気になる影はありますけど、正直これはちょっと気管支炎になってるのか、これだけではわかりません。それと、心臓がここにありますよね。この心臓が、大きいんです。心臓は犬猫だとサイズに指標があるんですがフェレットのサイズの基準値ってなかなか文献がなくて、でも大体経験上このあばらの本数の何本分かでみるんですよね。それで、だいたいの子は2本とか2本半とかそのくらいなんですけど、この子の場合、3本。ちょっと大きいので、詳しいことを見るのにエコーもしてみましょう。」

と言われる。

(心臓……この前エコーしたけど、その時は大丈夫だったのに……)

と思いながらみてると、先生がエコーをとりはじめる。

ここで人間は気づいた。
(前回のエコーの時よりものすごく入念にみてる!これは…主訴によって見方が違うんだ…。前回は原因がなんなのかわからない症状を診るのに全体の一部として“心臓の動きも”みてたけど、今回はもう心臓って特定されたから動きだけじゃなくてこんな心室のサイズとか血流とか隅々まで“心臓を”バッチリみてるんだ…!)

鼬下僕の皆さん
ちょっとでも心臓を疑うような症状(虚脱、ケンケンいう咳、浮腫、ふらつきなど)がでたら、心臓を徹底的にエコーしてもらうことをおすすめします……(鼬はもとより、人も。)

結果的に、心筋の厚さや弁には異常がないけど、左心室がでかい。ということがわかった。そして胸水と腹水も溜まってた。(やっぱりなぁ)

「何らかの心臓病の兆候が出ていそうなので、心臓をサポートするお薬を出しますね。わんちゃんにも使う薬で、血管を拡張して血流をよくするお薬です。」
とのことで、ピモベハートとフォルテコールというお薬をもらってきた。

感想「名前可愛いのにお値段高ぇ:( ;´ཫ`;):」

いや、いいんだよ……月7千円くらいで愛鼬の体が楽になるんなら。

最近、元々飲んでるお薬(ステロイドと造血サポートのお薬)をシリンジであげようとすると「苦いから結構です。」って両手でぐっと押されてきっぱり拒否されるので、

「これってやっぱり味おいしくないですかね……?最近お薬を拒否されるので…笑」

って看護師さんに聞いたら

「バニラ味なんですよー!やっぱり慣れてくると嫌がりますよね 笑」

って。
バニラ味………!

そりゃあ今のやつよりはよさそうだ。

しかしこの薬、朝晩なのである。
いよいよ介護だなぁ 笑
こりゃあもうふらふら寄り道せず帰ってこいってことですね
鼬下僕に磨きがかかりますわ

今となれば、「心臓病」というのは症状からしてとても納得がいく診断だった。

これまで、ここ数ヶ月で
・寝息が荒い(すごく大きく吸い込んで吐いてるし、グォォっていびきみたいな音もする)
・後ろ足がふんばれない、階段が登れなくなった、トイレの時後ろ足でふんばれないのでお腹におしっこがついてしまう
・おトイレに間に合わない(歩いてる途中で漏らしちゃう)
・人間が気管支炎になったときみたいなケンケンという咳をしていた
・なんとなく元気がなくぼーっとしている

という状態が気になってて、定期検診の都度先生に「この状態に違和感を感じてて」と相談。その上でいつものエコーや血液検査上ではこれと言った変な数字や問題がみられず、造血のお薬なんかで変化があるか観察していたところだった。

途中9月〜11月半ばにかけて謎の改善をみせて、階段も登れるようになったんだけど……

多分、じわじわ心臓に影響が出ていて、ここにきて明らかな症状が出たために判明したんだろうね……
あの改善はなんだったんだろうか?
心当たりがあるとすれば、食事にささみを追加したことくらい。
もしかしたら心臓病のせいで不足したタンパク質を補えたからちょっと改善したのだろうか……?

その辺は正直よくわからない。

とりあえず、2週間後に心臓の薬の効果をみるのに通院。

効果あるといいなぁ…!


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