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「つる太郎」まとめ

先日、フジテレビさんの「有吉ダマせたら10万円」で当社商品「つる太郎」のCMを取り上げていただいた際に、この商品について色々聞かれたので改めてまとめようと思います。

実は2021年で発売35周年

つる太郎は昆布と麹の醤油漬です。
1986年に発売され今年で発売から35年を迎えます(今回の件ではじめてしりました)。
主に青森県内で販売されており、年間17万個以上出荷しています(2020年実績)。増粘剤を使用せず、昆布本来の自然な粘りを引き出す製造方法に拘っています。

つるっとした食感とのどごし、昆布の旨味が特徴で、ご飯にそのままかけても、お好きな野菜などと和えても美味しいです。秋が最も出荷数が多く、青森県内では山菜などと和えて食されることが多いそうです。

商品名の由来

当時の社長(私の祖父にあたります)から「(社長の頭が)つるつるしてからだよ」と教えられました。伝え聞くところによると「笑って〇いとも」のテレホンショッキングでタ〇リさんかゲストの方かはわかりませんが商品名の由来を製造元の社長がハゲてるからというくだりが放送されたとも聞いております。発売当時は、坊主頭の子供たちが2人、別の坊主頭の子に頭をなでられながら「つる太郎」をご飯にかけて食べるという内容のCMも制作、放送されました。

なんでこんな名前を付けたのかは謎が残りますが、この「つる太郎」は当時の副社長が主導した商品企画のため、あまり愛着がなかったのかもしれません。

今回取り上げられたCMについて

現在の「つる太郎」のCMは発売当時に制作されたCMのセルフオマージュになります。
 CM企画にあたり、地元企業として青森県内の方、もしくは青森県にゆかりのある方を起用したいという想いを強く持っており、その中で候補にあがったのが青森県鶴田町を拠点に活動されている「ツル多はげます会」の皆さんでした。

実際にお会いしてご相談したところ、会の皆さんが「どうせなら、もっとハゲ頭を集めて暗い世の中を明るく照らそうじゃないか」という理念のもと、鶴田町をハゲの聖地にするために綿密な計画を立て日々真剣に活動されていることを知り、その熱意に心を打たれました。
彼らであれば発売当時のCMコンセプトを現代にあった形でオマージュ出来るのでないかと思い、出演を依頼しました。

オススメの食べ方

近年、昆布のうまみを楽しんでもらえるようブレンドを改良しました。一昔前に比べたらだいぶ食べやすくなっていると思います。
そのまま食べてもいいですし、ご飯にかけてもおいしいです。

また、採ってきた山菜とあえてみたりと何かと和えて食べられることが多いようです。

単純に昆布と麹の醤油漬なので、割と何にでも合うかと思います。

その他

当社は割と商標を取得する会社なのですが、いつもの弁理士さんにお願いしたらこんなこと言われました。実際判例もあるみたいで機会があればぜひご本人にお願いしてみたいです。


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