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日記:僕によく似合うと冬の雨

合格発表日。
百聞は一見にしかず。


ひとまず良かった?
どうなんだろうな。
今日は合格であってもおかしくないとは思ってた。
でも、不合格であるかもしれない覚悟も同時に持ってた。

いや、なんだこれ。
まったく、中途半端にも程がある。
でも、中途半端に合格がでるのも良くない気がした。
合格が欲しいのはもちろんだけど、今の状態でストレートで合格が出るより、もう一苦労あった方が僕にとってはいい気がしてた。

それでも合格が欲しい僕からしたら、今回のこの結果はむしろ1番合ってて、満足できるようなものなのかもしれない。

僕によく合う中途半端な物。

ここで慢心せずに、ちゃんとした「合格」の2文字を目に収めるまでは、努力は続けよう。
それが今の僕が先の僕へと繋げる行為だ。

期待はしてはいけないとは思う。
これで不合格だったら、残酷すぎる。
それ以外に合格がなかったら心が折れる。
だから期待はしてはいけない。
でも、期待をせずには居られない。

なんやかんや言うけど、普通に合格が出るのが1番。


作詞

昨日の続き。
あんまりにも昨日が良すぎた。
だから続き。

僕の街でも雪が降ったよ
君の街ではどうかな

黒くて揺れる綺麗な髪
お気に入りの白いマフラー
振れる君は雪の結晶

傘も持たずに
雪と舞う君を見ていたい 
「手が冷たい」
知らせる君を笑っていたい

君の黒い髪にかかった雪の結晶
触れたら崩れてしまいそうで
君の思いに罹った僕は
今にも壊れてしまいそうで

いつの間にか雨になった
ぐちゃぐちゃな靴で
君へと向かうよ

冬が降った
君に見とれた僕が
積もり始めた
雪が踊った
従えるように
華やかに舞ってくれ
ああ、ここからは
僕の声が届くのか

比べるまでもなく
何度でも言うぞ
君は綺麗だ
喉が壊れても歌うよ
君は綺麗だ

寒さは君のせいだ
君がくれた暖かい記憶
無くした冬は
一層冷たく僕を1人にする

失恋の曲にでもしようと思った。

日記的な感じでその理由を。

今朝、アラームもつけてないのに、目が覚めた。
6時に自然と目が覚めるなんて、今までにないことで驚いた。
合格発表を控えた日に、起きるなんて最悪だ。
これから発表の時間まで耐えるのがしんどいな。
そう思いながら眠りにもう一度つこうとしても、そうはいかない。
仕方ないと諦めた。
ふと、携帯を見ると通知が溜まっていた。
深夜の内にやり取りされていたのは、失恋した友達のLINEだった。
友達とその友達の彼女と僕の3人で遊ぶ時に使っていたグループに通知があった。
遊んだ日々は楽しかった思い出だったこともあって、別れたあともグループは形だけ残った。

別れてからだいぶ引き摺ってる友達がついに踏ん切りを決めて、グループから最後に一言残して退会した。
そんな通知が今朝届いてた。

今日は彼が覚悟を決めた日。

だから失恋ソングにした。

どんなに思ったって好きなのは好きだ。
彼の様子がおかしいかったから、話をした。
好きだから忘れられるわけがないんだ。
そう言った。

僕が思うに失恋からまず1人で自立するなら、逃げてることは無駄だと思う。
無駄というよりむしろ、逆効果だ。
だから、周りから忘れろと言われても、自分くらいは好きであったことを思っててもいいと思う。
実際にそうやって今の僕は立ち直った。

だから、この曲は「そんな華やかで儚い雪の君」を美しく歌いたい。
美しくと言っても情状的な詞がいい。
メロディもコードも美しくなくていい。
言葉だけでも美しくしておきたい。

そういう点で見れば昨日できた詞もピッタリあう。
別れたあとでも、記憶として映る美しい君。
失恋を歌うより、それを歌いたい。
そのいまはない情景を。
儚くも美しかった良い思い出として、残しておこう。

書いてて思うけど、AメロBメロサビメロ2番Aメロ・・・みたいな構造はいまは書くのが苦手だ。
A~Dメロくらいまで自然に流れるような曲の方が作りやすいな。

2月12日 0:07