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「余った時間」の使い方について考える

 学生が時に(しばしば?)「暇だ」とか「やることがない」とか言います。ややもすれば「暇つぶしに」ゲームをしたりyoutubeを見たりします。いや、分からないわけではないのですよ。大人だって(私だって)ゲームやyoutubeじゃないまでも新聞を隅から隅まで読んだり、今やらなくていいこと(机の上や部屋の掃除だったり)をすることはありますし。でも時間があったら調べ物とか読書とかしようよ、と。あるいは公園まで散歩に行ってもいいし、筋トレやストレッチしてもいい。

 でもまあ「空いた時間にやること」って事前に考えて用意しておかないと、なかなかやらないと思うわけです。筋トレやヨガでも良し、気になっているパン屋や喫茶店に行くでも良し、サウナなど入浴施設に行くでも良し、植物や小動物を育てるでも良し、コーヒーを豆から挽いて手で淹れるでも良し、読書や気になることの検索をしてみるでも良し。ゲームやマンガがダメだとは言わないけど、「暇」「暇をつぶす」というのは可能な限り少ないほうがいいように思います。そのためにも「暇になったらこれがしたい」というのを事前に具体的に書き出しておくといいのではないかと思います。貧乏性ですけれども(苦笑)。

 講義や学生指導のない大学の長期休暇は、基本的に研究に当てます。私の場合は学期中に学生に質問紙調査したりもしますが、データを集計して論文にまとめるなんてことは長期休暇中にやるわけです。次の研究どうしようなんてことも長期休暇にじっくり考えて計画するわけです。外部の研修講師なども長期休暇中には積極的に受けています(学期中は講義優先ですから)。空いた日を見つけると、もちろん有休休暇を取ったりもしますが、じっくり本や論文を読んだり次の研究計画を立てたり。もちろんその前段階の情報収集(時にはネットで新聞や経済誌を読んだり)もします。休みに街を観察したりマンウォッチングするのも勉強になります。

 仕事中にやるわけじゃないですが、余った時間にはいずれ「パン作り」「揚げ物料理」(面倒くさがりだけど食いしん坊なものですから)、そして「温泉巡り」「美術館巡り」さらには「楽器演奏」もしてみたいと思っています。いやまだ仕事を引退するつもりはないのですが、のんびりしたいという方向に傾いていますね。日常の仕事にストレスを感じているのかなあ。。。

 

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