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日本語は難しい

 いえ、ロシア語を勉強して、スラブ語族を勉強して。
 ワタシは英語が苦手なんですよ。特に関係代名詞とか。論理的なやつはいいのですが、感覚的に機械的に覚えるのはダメなのです。センスで語るとか無理なのです。
 でもですよ。日本語教育検定とか勉強しはじめたら、いやーん、日本語って異様に難しいんですよ。歴史ある言語って例外規定が一杯あるんですが、漢字カタカナひらがな除いても、日本語ってすごい難しいんですよ。何じゃこりゃ、ってくらい。ひらがな50文字、カタカナ50文字、漢字は2000字くらいは覚えたい。こりゃ苦行ですよ。

 ヨーロッパ言語にある男性名詞・女性名詞・中性名詞みたいな難解さは英語にはないけど、読まない文字とか他言語からの借用単語とか、あるいは前置詞とか関係代名詞とか不規則変化とか、英語ってイレギュラーが多いのですよね。そして日本語もそれ以上にイレギュラーが多すぎる。英語と日本語の違いの大きさも大きい。

 スラブ語族の主語省略とかbe動詞省略とかまだまだ可愛いです(格変化は可愛くないですが)。複文とか仮定形とか特定の条件文になると、そりゃどこの外国語でもそうですが、異様に難しい条件が出てくるみたいです。関係代名詞もそうですが、外国人にわかりやすく伝えるには主語と述語をなるべくわかりやすく簡単に伝えるのがいい気がします。短い文章がいい。

 外国人には結論を最初に伝えて、理由は後からわかりやすく短く2つ3つくらいがいい。関係代名詞は外国人にはわかりにくい。

 外国語を体系的に勉強してから日本語と比べると、いかに日本語が分かりにくいかわかります。ついでに英語もインド・ヨーロッパ語族では異端です。だから勉強しなくていいということにはならないけど。

 

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