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【資金調達】改めてNearMeについて

すでに公表させていただいているとおり、政府系ファンドのJICベンチャー・グロース・インベストメンツやDBJキャピタルなどを引受先とした第三者割当増資により、シリーズBファーストクローズにて総額約7億円の資金調達を実施しました。

このリリースを機会に、初めてNearMeを知った方や「名前だけ知ってたけどどんな会社だろう?」という方に向けて、会社紹介をしようと思います!

NearMeは、社会の様々な『もったいない』をテクノロジーのチカラで解消することを目指して2017年に創業しました。
特に着目したのは【移動における『もったいない』】です。
出発地から目的地への移動の際、ドアツードアによる交通インフラを担っているタクシーの現状としては、  
 ・実車1回あたりの乗車人数が約1.3人
 ・実車率が40%台
となっています。(※NearMe調べ)
つまり、乗車可能人数に対して半分以上乗客を乗せずに空気を運んでいる『もったいない』状況です。
そこで、NearMeは独自のAIを活用し、タクシーをシェアすることによって、お得でスムーズな移動体験を提供する“スマートシャトル®”のサービスを開始しました。

これから、NearMeが事業をどのように展開しているのか、今後どのような世界を目指していくのかお伝えしていきます。

事業について

NearMeのスマートシャトル®︎事業は需要側であるユーザーと供給側であるタクシー・ハイヤー会社(以下、運行会社)をそれぞれを集客・マッチングさせる「リボンモデル※」となっています。
そのため片方だけでなく、両方のステークホルダーの要求を満たす事業プランを創る必要があります。

※リボンモデル=カスタマー(個人や一般の消費者) とクライアント(企業や事業者)のベストマッチングを生み出す仕組みのこと


NearMeはユーザーの移動希望を集約して相乗りの組み合わせ・ルートを自動で作成し、提携する複数の運行会社に配車依頼をします。
配車依頼を迅速に行うための配車システムを自社で開発(「1-Click相乗り配車」特許第6931446号)し、需要側と供給側それぞれを拡大するための基盤を既に構築しております。

この配車システムを用いたスマートシャトル®︎事業について、BtoC事業とBtoB事業に分けてご説明をしていきます。

BtoC事業

nearMe.Airport(ニアミーエアポート)

nearMe.Airportは、日本全国12ヶ所の空港に展開しており、自宅(またはホテルや施設)⇄空港をドアツードアで結んでいます。
利用者にはタクシーよりお得な価格でドアツードアの移動体験を提供しており、お子様連れや荷物がをたくさん抱えている時、乗り換えが多い時や公共交通機関が動かない時間帯などにご利用いただけます。
2019年8月よりサービスを開始し、これまでに20万人以上の方に利用していただいております。(2022年11月時点)
旅行会社、航空会社、空港運営会社、経路検索サービスなどと連携し、新しい空港への移動手段として認知活動を今後さらに加速していきます。

nearMe.Golf(ニアミーゴルフ)

nearMe.Golfは都内23区と千葉県・東京都のゴルフ場をドアツードアで結んでいます。
お友達とのプレーやお客様とのコンペ等、ゴルフを利用する際の車の手配をnearMe.Golfで行うことができます。
また、移動の手間だけでなく、プレーをする方が運転する必要がなくなるため、気兼ねなく飲食を楽しむことができます。
これからはゴルフ場運営会社やレッスンスクールなどと連携し、新しいゴルフ場への移動手段として認知活動を今後さらに加速していきます。

nearMe.Town(ニアミータウン)

nearMe.Townは東京都4区(中央区、千代田区、港区、江東区)で展開する、多目的な相乗り移動サービスです。
エリア内であれば好きな場所から好きな場所ドアツードアで移動できて、料金も相乗りすればするほど安くなる仕組みです。
(*各ユーザーの乗車距離などに応じて負担割合を自動で算出)
通勤/子供の送迎/週末の家族の移動/通院/雨の日…といった様々な用途でご利用いただけます。

BtoB事業

従業員送迎

早朝・深夜に通勤を行う必要がある空港職員や、自動車工場に勤務する従業員の送迎コストの最適化にNearMeのシステムを提供しています。
送迎コストの最適化だけでなく、管理業務の改善など副次的なコスト改善や、従業員の通勤に関する動態データの見える化にも貢献しております。

児童送迎

教育施設と連携し、お子様の通園・通学をサポートしています。
教育施設の送迎コストの最適化だけでなく、親御様の送り迎えにかかる負荷軽減にも貢献しております。

イベント送迎

イベントの開催地では一時的に周辺地域の混雑が発生しますが、サッカースタジアムの観客の送迎にもご利用いただいております。
観戦満足度向上につながる試合前後の快適な移動手段提供のみならず、スタジアム周辺の渋滞による環境問題、交通事故など様々な地域課題解決を目指しています。

自治体との連携

NearMeの事業は、社会インフラとしての貢献性が高く、日本各地の自治体とも様々な連携を進めています。
新潟県妙高市では冬のスキーシーズンの安全な移動手段としてシステムを提供を行なっており、スキー場とホテルだけでなく、飲食店への移動も可能とすることで、飲食店の売上アップにも貢献しております。

企業連携

様々な企業にシステムを提供し、裏側から各事業を支えています。
不動産会社と連携しているケースではLINE配車の裏側にニアミーのシステムが使われています。他にも多くの企業と連携し、日本各地での交通課題の解決に取り組んでいます。

【最後に】NearMeのこれから

NearMeの事業の可能性は「移動」だけに留まりません。
今回ご紹介した様々な施設・企業・自治体などと協業してこれからも『もったいない』を解決し、より良い社会の実現に向けて様々な連携を進めていきます。
また、移動の『もったいない』のみならず、移動の選択肢が増え、アクセスしやすくなった先での【新しい商流を生み出すこと】にも挑戦していきたいと思います。
今度ともどうぞよろしくお願いいたします!!

*NearMeでは事業拡大に伴って全ポジションで採用を行なっています*

ご興味ある方はぜひお問合せください!
採用サイト<https://corp.nearme.jp/jobs/

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