仕事の効率性を極めた先には何が待っているのか

 こんにちは!

 今日は祝日ですね。週の真ん中に休みがあると全然違うよなぁと思います。週休3日の企業もちょいちょい現れてきましたが、週に5日連続で働くのって、本当は効率が悪いんじゃないでしょうか。

 せっかくなので今日は仕事の効率について考えてみます。いま人間がやっている仕事の大半って、単純作業とか下準備とか諸々の調整みたいなものな気がしています。で、そう考えると仕事における最も重要な要素って、実はそんなに多くはなかったりするんですよね。

 これから先、単純作業はどんどんAIに代替していって、そこにかけるコストは加速度的に低減していくと考えられます。そうなると仕事において重要なのは、下準備と調整になります。
 前者については、人間がクリエイティビティを発揮する領域で、今後はますますその重要性が上がっていくはず。そしてそれすらも、AIの力を借りながら、人間の創造性を発揮していくことになりそうです。
 一方で後者については、おそらくどんなにAIが発達しても、人間を中心として仕事がなされる限りは、最もコストのかかる領域になると考えられます。つまり、合意形成のコストです。

 集団における合意形成というのは、これまでもコストのかかる分野ではありました。だけど現代社会では情報伝達のスピードが人類史上最速に達しており、今もなお記録を更新し続けている状態です。そうなると、人間の思想や価値観が広まるスピードもかつてと比べて桁違いなわけです。それはすなわち、人間の価値観がますます多様化の一途を辿ることを意味し、その結果、合意形成のコストも凄まじい勢いで増加していきます。

 おそらく、テクノロジーで克服できない領域が、人類のボトルネックになるはず。それは多分、人間の本能や情緒といった生物的な領域になると考えられます。もしかしたら、それすらも乗り越えられる可能性はありますが。どうなるんでしょうね。

 それではまた!

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