えぬでんき

電子工作関連の実験と作品の記録。

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最近の記事

ロータリー・ノブのMIDIメッセージまとめ

AKAI MPK mini MK3は、ロータリー・ノブが搭載されている 永遠に回し続けることができるタイプのノブ 今回、ロータリー・ノブを相対モードにしたときのMIDIメッセージについてまとめる 混乱する点この種のノブの呼び名に決定的なものがないと感じる AKAIのページやマニュアル内でも、360º knobs(360º 度回転ノブ)、エンドレス・ノブなどの表記がある 細かいことを指摘したいという意図ではなく、情報を探すときの検索ワードに困るという話だ ロータリー

    • M5Capsuleの電源関連の仕様についてまとめ

      M5Capsuleの電源関連の注意事項を改めて、ちゃんと読む 最初に目を通したが、HOLDピン?今のところ関係ないよね?と思い読み飛ばしてしまった しかし、かなり重要なことが書かれていたので、意訳してみる 電源オンの方法WAKEボタンを押すことで目覚める(目覚めるけど、完全に起きるわけじゃない!) 電源をオンを維持したいならば、wake-upシグナルを受けたあと、プログラムの初期時にHOLDピンをHIGHレベル(1)にする必要がある HOLDは「Power Hold

      • M5CapsuleでPower関連のAPIを呼んでみる

        2024/7/2、情報の追加、間違いの修正 環境M5Capsule バッテリ駆動 PlatformIO Core 6.1.15, Home 3.4.4 platform espressif32 board: m5stack-stamps3 framework: arduino ライブラリ m5stack/M5Unified@^0.1.16 M5Unifiedに便利そうな、Power関連のAPIがあるので、M5Capsuleでも使えるか試してみた。 バ

        • ダイソー人感LEDの検出結果をM5で取得してみた

          勉強のために「ダイソー人感・明暗センサーLEDライト」を解析、改造していたら不本意ながら、スイッチを壊してしまったので、どうにかする話である。 以下のつづき 以下の図の右上のスイッチが壊れたしまった(壊れる前の写真) 左の赤い丸印は、8つのLEDを点灯するための回路で使われている、これを取り外すと8つLEDは点灯しなくなる そこに別の負荷を設置する実験を試みる っということで、壊れたスイッチと抵抗をはずすことにした スイッチは、外すの難しいと思ったら、意外に簡単に

        ロータリー・ノブのMIDIメッセージまとめ

          ダイソーのセンサーライトを改造した結果、ただのライトになった話

          ダイソーで買った以下のセンサーライトに常時点灯モードを付けようと試行錯誤している話 以下のつづき ついに、常時点灯するためのスイッチが完成! 既存のケースに合うようなスイッチの台座を3Dプリンターで作成 どのようにスイッチを固定するか試行錯誤した。以下が試行錯誤の1つの例。以下の図のように蓋でスイッチの台座を抑え込もうと思ったが、抑え込む力が弱すぎて固定できなかった。 もう、グルーガンで固定しちゃえばよくね?って思ったが、ネジで固定することにした。 はんだを取らない

          ダイソーのセンサーライトを改造した結果、ただのライトになった話

          ダイソー人感明暗LEDの解析 回路編

          いよいよ、佳境に入ってきた「ダイソー人感・明暗センサーLEDライトの解析」。今日は、いよいよ回路を追う。相変わらず、需要を無視しての雑な記事で恐縮である。 勉強のために「ダイソー人感・明暗センサーLEDライト」を解析している話である 以下のつづき 注意本記事の情報のよって発生した損害について筆者は一切責任を負いません。 回路図は、Suzhou Huaxin Micro-electronics Co., LTD(以下、Huaxin社)のページにあるが、実際の基板上で、実

          ダイソー人感明暗LEDの解析 回路編

          ダイソー人感明暗LEDの解析 搭載パーツ編

          以下のつづき 勉強のために「ダイソー人感・明暗センサーLEDライト」を解析している話である 回路を読み解く基板を目で見て配線を追う 白い基板でみづらく感じる 裏面は綺麗に導体が見えるのだが、バッテリが導体を隠している バッテリを剥がすと、壊れそうで怖いから、まだやってない Suzhou Huaxin Micro-electronics Co., LTD(以下、Huaxin社)のページに回路図があったので見てみる シルクで書かれた抵抗の番号や部品のレイアウトが違う

          ダイソー人感明暗LEDの解析 搭載パーツ編

          ダイソーLED改造に向けてスライドスイッチを購入🎵

          以下のつづき ダイソーで買ったLEDライトにスイッチの新設を考え中 所持しているスライドスイッチと搭載されているスイッチを比較、大きさが違うが使えそう 上記の記事に書いた、曲面を平面に加工して穴を開けるする技術はないので、スイッチのツマミを美しく曲面に仕上げるのは、現状、難しい CNCとかあれば削り出せるかもしれない(楽しそうだ) よって、見た目は美しくできないので、スイッチはなんでもよい スライドスイッチを購入🫡残り1個しかスライドスイッチを所持していなかっため

          ダイソーLED改造に向けてスライドスイッチを購入🎵

          ダイソー人感明暗センサーLEDのスイッチの考察

          以下のつづき ダイソーで人感明暗センサーで一定時間(20秒程度)点灯するLEDを購入、今のところ、使う用途が思いつかないので、「人感モード」と「常時点灯モード」をスイッチで切り替える機能を追加したい、と思っている スイッチを新設するにあたり、既存の電源スイッチの形状を考察してみる 円周上に設置されているスイッチ、エレガントさを感じるデザインで好みである(欲を言えば、ON/OFFのどちらになっているかを色など付けて識別したいが、白一色というのも品があってよい) 中にはス

          ダイソー人感明暗センサーLEDのスイッチの考察

          ダイソー人感明暗LEDの解析 HS6601L解析編

          以下のつづき ダイソーの人感・明暗センサーLEDに搭載されているIC「HS6601L」を調べてみた。こちらのデータシートをDeepLで自動翻訳して、解釈したことを簡単にまとめる(正確である保証はない)こちらのページも参考にした。それらしい資料をみつけることができて、ほっとしている。 ICには8ピンがある、各ピンの電圧をマルチメーターで計測したところ、期待する値が取得できた。 各ピンの意味 VDD: 正電圧動作電源(3.7V程度であることを確認) VLDO: LDO電

          ダイソー人感明暗LEDの解析 HS6601L解析編

          ダイソー人感・明暗センサーLED、明るい場所で点灯させるハック

          電子工作の研究用途に「DAISO 人感・明暗センサーLEDライト」を2個購入(壊れる前提) 注意分解は危険を伴います、本記事の情報のよって発生した損害について、筆者は一切、責任を負いません。 ダイソーの300円のLEDライト、電子工作の研究にぴったりと思い、2個(2日連続で)購入して、ワクワクしながら帰宅 自宅に到着して、明るい時間帯に試してみて、 50cmくらいの位置に手を近づけても全然反応しない 手が触れるくらいまで近づければ、反応する 300円だから感度悪い

          ダイソー人感・明暗センサーLED、明るい場所で点灯させるハック

          好きな角度で照らせるよ

          「ライト用のホルダー」と「三脚につけられる器具」が完成したので、組み合わせてみる。 三脚用のネジを装備したライトPETGは、やらかいので、下穴があれば、熱しなくても、タッピングネジが入っていきそう(下穴とネジの大きさにもよりそうなので、もう少し知見をためる) 掴む部分はPETGで、ナットを埋め込んでいる部分がPLA 好きな角度にライトを設置できるようになったライトをアームにとりつけて、アームを適当な棒にとりつけて、好きな角度で照らせるようになった 無事できたと喜んでいた

          好きな角度で照らせるよ

          3Dプリンターライトホルダーを作る

          緊急時兼夜間作業用に買ったライト、普段あまり使わない いざというとき 使い方がわからなくなる みつからない 使えなくなっている 普段の生活で活用する方法を考える ライトをつかむ部分を作りたいと思っていたが、この手の「多少変形させながら固定する構造」は、PLAだと、柔軟性がなくて割れてしまうので実現できなかった。この度、PETGを購入しので、事例としてホルダーを作ってみることにした。 できあがり つけたり、とったり PETG素材とはいえ、きつく作ると、割れてし

          3Dプリンターライトホルダーを作る

          USB Type Cの変換基板コネクタ購入してみた

          AmazonでUSB Type Cの変換基板コネクタを購入してみた(以下の写真の右の2つ) 詳しいことは書かれていないが、通信用途、充電用途で、Type Cのコネクタに変換できる代物と思われます USB1.1においては、無事、動作した(ひっくり返しても動作した) これでType C以外コネクタを駆逐できる?所持しているtype-B、mini、micro USBの端末の筐体を改造してType Cに置き換えたいが、失敗するリスク、作業時間、形相の悪化などが懸念があるので、夢

          USB Type Cの変換基板コネクタ購入してみた

          M5とPCでUDP通信する

          以下のつづきです。 M5 CapsuleでUSB-OTGでUSBを利用すると、シリアル通信によるデバッグプリントが行えない シリアル通信でデバッグプリントを行う代わりに、Wi-Fiで通信して、M5 CapsuleからPCにデバッグ用のメッセージを送信し、PCで表示することを試した 単純にWi-FiでUDP通信を行っているだけなので、デバッグ以外の用途にも使える PC側のPythonのプログラムUDPサーバーを起動して、メッセージを待ち受ける キーボードで強制終了(W

          M5とPCでUDP通信する

          M5でUSB-OTGしながらデバッグプリントする方法を考え中

          M5 Capsuleは1つのUSBポートで、UARTとUSB-OTGの両方を担うことができ、シンプルで美しい(USBが2ポート付けるとサイズが大きくなってしまう、しかも1つは開発用) しかし M5 Capsuleで、USB-OTGを行うと、シリアルのデバッグプリントが行えない(現状、行う方法をみつけられていないだけかも) 「デバッグ出力するUART」と「USBメモリを接続するUSB-OTG」が同じポートのため 他の通信手段でデバッグプリントを行うことを検討している

          M5でUSB-OTGしながらデバッグプリントする方法を考え中