えぬでんき

電子工作関連の実験と作品の記録。

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最近の記事

電子工作をはじめて1年のふりかえり

1年前撮影日情報によると、以下の写真は、ちょうど1年前の2022年12月29日に撮影したもののようだ Wi-Fi、Bluetoothが手軽に使えるマイコンESP32に興味を持って、M5StickC PlusとESP32開発ボードを購入 このときは、ファームウェアの書き込み方法やMicroPythonが何者なのかがわからなくて、正直、買ったのに動かせなかったらどうしようという思いで、怖かった(と記憶している) 2023年にやったことRGB LED(NeoPixels)を学

    • MicroPythonモジュールのフォルダ分け

      概要MicroPythonでモジュールを探索するデフォルトのパスを調べる、 探索パスを追加する、 別のフォルダにあるモジュールを読み込む、方法を調査した 構成以下の画像のようなフォルダ構成にしたい mylibフォルダにに自作のライブラリ(my_mathなど)を格納したい 背景モジュールが増えると、探すのが大変になるので、フォルダ分けしたい、 サードパーティのモジュールは、別のフォルダに格納したい、 などがあり、MicroPythonでモジュールを管理する方法を模

      • ESP32 PythonでLCD制御する実験

        背景LCD関連の作業では、実装と確認をかなりの回数、繰り返すことが多い 位置合わせや色の確認など C言語で実装した場合、コンパイル、転送、書き込みで時間がかかる ライブラリ(TFT_eSPIなど)のエミュレーターを作れればよいのだが、かなり大変だ そこで、MicroPythonでLCDに描画することについて調査した M5 StickPlus CなどではMicroPythonでLCDの描画できる SPIで通信さえできれば、描画できるはずだ 今回は、st7789に対

        • ESP32にLCDを接続してみる

          概要ESP32にLCDを接続して描画する実験(2022/12頃の実験) 環境ESP32 Dev Board Arduino IDE TFT_eSPI ライブラリマネージャーからインストール 240x240のLCDディスプレイ WAVESHARE 240×240, General 1.54inch LCD Display Module, IPS, 65K RGB ライブラリマネージャーのスクリーンショット 配線追記(2023/12/9 19:30) ESP32

        電子工作をはじめて1年のふりかえり

          ESP32でMIDIを受信してみる

          概要ESP32(MicroPython)で、MIDI信号の受信をテストしてみる実験 MIDIを受信するには、高速なフォトカプラが必要 以前、Roland EDIROL PCR-30の修理を試みて失敗した時に、部品を回収したフォトカプラをを使ってみることにした メモ:2023/2月ごろの実験 PC410L(フォトカプラ)PCR-30には、SHARPのPC410L0NIP Seriesというフォトカプラが実装されていた(刻印から察するに) PC410L(フォトカプラ)の

          ESP32でMIDIを受信してみる

          MIDIの波形をオシロで見る

          概要先に作成したケーブルにより、手軽にMIDIの信号をブレッドボードに持ち込めるようになったので 信号を6,000円程度のオシロスコープで確認してみる (昔は3,000円くらいで買えたので、くやしい) MIDIは、31.25kHzで周波数が低いので、安いオシロスコープでも波形を見ることができる メモ:2023/2月ごろの実験 配線本来の使い方と違うので、実験される方は自己責任でお願いします (最悪、壊れる可能性あり) MIDIはカレントループなので、MIDI OU

          MIDIの波形をオシロで見る

          MIDIケーブルをブレッドボードでテストするためのケーブルの作成

          概要MIDIの通信には、DIN端子が使われることが多い 秋月電子通商などでDIN端子が1つからでも安く買える(良心的すぎる)が、他の用事がないと送料や交通費がかかる たまたま立ち寄ったジャックショップで、おそらく特定のオーディオインターフェース用のケーブルが安く売っていた D-sub 9pinコネクタから、RCA端子2つ、DIN端子が2つ出ている MIDIケーブルからブレッドボード用ジャンパ線に変換するケーブルがほしいと思っていたので、これを改造してみることにした

          MIDIケーブルをブレッドボードでテストするためのケーブルの作成

          M5+MicroPythonで快適に開発する方法の模索2

          概要以下の記事のつづき(MicroPythonでモジュールを再読み込みする方法の模索) 再読み込みしたいモジュールが増えると、delコマンドをする回数が増えて手間になる そこで、restart.py(下記で述べる)を作る restart.py sound.pyとled.pyとapp.pyが既に読み込まれているものがあれば 再読み込みする 読み込まれていない状態で、delするとエラーになるので、if文による条件判定が必要 import sysif 'sound'

          M5+MicroPythonで快適に開発する方法の模索2

          LEDを綺麗に撮るための模索

          背景最近、「M5Stack Japan Creativity Contest 2023」に応募するための動画を撮っていました、LEDの撮影について考えたことを簡単にまとめてみます。 以下、応募した作品です(もしよかったら見ていただけたら幸いです) (妥協だらけで恥ずかしく、気持ち悪いですが、やれることはやったつもりです) 気づき以下の2つの画像はF値とシャッタースピードを変えて撮った写真です 実際の値を失念してしまいました、データがみつかったら追記します 現像時に色

          LEDを綺麗に撮るための模索

          M5+MicroPythonで快適に開発する方法の模索

          はじめにM5StickC Plus + MicroPython環境を快適にしたいという思いを込めたポエムである M5StackをMicroPythonで開発されている方で、UIFlowは使わずに、 REPLで動作確認したり、Pythonのコードを書いている方向けの記事である 環境Windows Thonny 4.1.2 M5StickC Plus(MicroPython 9309f5a80-dirty on 2023-08-03) まとめ長いのでまとめから、 R

          M5+MicroPythonで快適に開発する方法の模索

          M5 StickPlusC アナログ入力

          経緯以前、宝箱の開閉を可変抵抗で判定することを考えた 勢いで、歯車と固定具を3Dプリンターで作りあげた 今回は、可変抵抗の値を、M5 StickPlucCのアナログ入力を使って、確かめることにした 配線M5の3.3ボルトを、ポテンシャルメーター左の端子に接続 M5のG36の端子を、ポテンシャルメーター真ん中の端子に接続 M5のGNDの端子を、ポテンシャルメーター右の端子に接続 (ちょっとした確認のため、ブレッドボードを使わなかった) ソースコードMicroPyt

          M5 StickPlusC アナログ入力

          FreeCAD 0.21 SketcherのUIが変わったので確認

          背景2023/8/2にFreeCAD 0.21がリリースされた、以下がリリースノート https://wiki.freecad.org/Release_notes_0.21 自分に関係がありそうな項目を、少しずつ確認していく予定 Sketcherのタスク画面のUIの改善Free CAD 0.20.2 Edit controlsというパネルから、グリッド、スナップ、自動拘束の設定などの設定を行う Free CAD 0.21 0.21では、Edit controlsが

          FreeCAD 0.21 SketcherのUIが変わったので確認

          3Dプリンター G-codeの調査

          背景以下のアニメーションにあるような3Dプリンターの無駄な動きを減らしたいと思った 4本ある柱において、柱Aが完成したら、柱Bを作る、柱Bが完成したら、柱Cを作る、という流れを組みたいと思った 以下の例だと、4本の柱を並行して作るため、各柱に移動するのに、時間を要する 機器が、造形物に接触しないと保証できるならば、実現できると考えた 最悪、3Dプリンターを壊す可能性があるので注意が必要 筆者が知る限り、通常のスライサーでは、そのような動きを作ることができない 機器

          3Dプリンター G-codeの調査

          地球キーホルダーを作った

          やったこと3Dプリンターで作った地球に アクリル絵の具で色を塗って キーホルダー化してみた アメリカ大陸周辺ユーラシア大陸とアフリカ大陸周辺日本周辺太平洋大海に手書きで文字を刻みたいと思いました 何という文字を入れるか悩みました 「共存」という文字を入れることにした(2023年版) キーホルダーとするための穴穴の部分の強度が低すぎて、おそらく折れてしまうと思うので 金属の金具にした方がよさそう 重くなってしまったので、充填率を下げて軽くする必要がある 最後に

          地球キーホルダーを作った

          3Dプリンターで地球を作る

          10円玉サイズまずは、10円玉サイズで試す このサイズでも、地球っぽくみえそう 上下を作って、後から結合しようと考えた 裏返しにした状態 10円玉の直径の2倍くらいにこのくらいのサイズなら、 地球と認識できそう 日本もかろうじて捉えられる 結合するためのダボ用の穴を作成 南半球は、凸型にして結合しようと考えたが サポート材が必要になり、表面が汚くなり ぴったりと、結合できない サポート材なし、分割せずに造形垂れてしまう サポート材あり、分割しないサポー

          3Dプリンターで地球を作る

          3Dプリンターで歯車を作ってみる

          背景宝箱の開閉の判定の実験で歯車を使ったが、その前に歯車単体で実験をしていた 目的はなくても、色々、試しておくと、何かのときに閃くことがある 今回は、そのとき作った歯車を用いて、歯車について簡単にまとめてみる 3Dプリンターで作成した歯車大きさの異なる2つのインボリュート平歯車を作成 モジュール:2.50 mm 大きな歯車の歯数:12 小さな歯車の歯数:8 歯車の裏表で回転の滑らかさが異なる 精度は高くはないが用途によっては実用できると思われる 噛み合うとき

          3Dプリンターで歯車を作ってみる