ダイソー人感・明暗センサーLED、明るい場所で点灯させるハック
電子工作の研究用途に「DAISO 人感・明暗センサーLEDライト」を2個購入(壊れる前提)
注意
分解は危険を伴います、本記事の情報のよって発生した損害について、筆者は一切、責任を負いません。
ダイソーの300円のLEDライト、電子工作の研究にぴったりと思い、2個(2日連続で)購入して、ワクワクしながら帰宅
自宅に到着して、明るい時間帯に試してみて、
50cmくらいの位置に手を近づけても全然反応しない
手が触れるくらいまで近づければ、反応する
300円だから感度悪いのかな?という、アホな予想をしてました
夜になって、暗い場所で試すと、結構遠くでも(50cmくらいなら余裕で)反応するので、暗い必要があると理解
手が触れるまで近づけると、明暗センサーに光が届かなくなるので、明るい場所でも反応するというオチでした
商品名の「明暗」という記述を完全に見落としていました。(このときは、まだ気づいていない)
ネジ固定ではないので、分解するのが億劫だったのですが、数日後、蓋を開けてみました。
中のIC(HS6601L)を見て、CDSって名前のピンがあるぞ、その先にCdSセルっぽいのがついてんじゃん!これ明暗で動作するのか?大発見!?と思いきや、
よくよく箱をみると、デカデカと商品名に「明暗」と書かれていることに、ようやく気づきました
(みんなー、大発見したよー、なんて、記事にしなくて本当によかった)
ちなみに、ICの説明は、こちらを参照しました。
大きな文字で書かれた商品名よりも、
小さな字で書かれたデータシートの方が把握しやすいというのは、
エンジニアあるあるですかね
ここで
明るい場所でも点灯してほしいという方に向けに、誰でも、簡単にできるハックを紹介します。
(さすがに説明をしっかりと読まずに買ったのは自分だけだと思いますが)
明暗センサーを覆うようにテープなどを貼って、光を遮ってしまえば、明るいところでも点灯するようになります。
蓋を開けなくても、明暗センサーの位置に黒いテープなどを貼るだけでも効果がありそうです(以下の写真の赤い丸の位置です)
蓋は、接着されていなので、簡単に開けられます。(念のため、電源を切って開けてください)
裏にある2つ並んだ穴が12時を向くとき、円周の3時と9時の2点の位置を指で軽く押すと、蓋が浮くので、人間の爪で開けられます。
明暗センサーの位置は以下の写真の赤印の位置にあるので、明暗センサーを覆う何か(黒いテープなど)を設置します。
以下の基板では、CDC1と書かれています。
エンジニア向けの情報、HS6601Lの8番ピンを1Vを超えるようにすればよいようです。そのあたりについては、別途、記事にしようと思います。
メモ
常時点灯モードを作る(2個も買ったが今のままでは使う用途がない!)
SENSEピンの確認、人感センサーの距離を設定できるようなので、調整してみたい
ONTIMEピンの確認、中国語を自動翻訳すると「遅延時間タイマー」、点灯している時間の設定だと嬉しいのだが詳細が書かれていないかも
CDS:CDS<0.5V点灯禁止、CDS>1.0Vで点灯要求(人感による)、明暗の感度を可変抵抗などで調整できると便利かも
ESP32と接続して、人を感知したときだけESP32を起動する
A版はVLDO=3.3Vで、B版はVLDO=2.5Vのようだ、A版がほしかった(B版の方が電力効率はよさそうだが)
「HS6601L-25」の25は、2.5Vを示すのかな
RELピンの出力をESP32の電源にするより、ESP32は別の電源で動かして、RELピンをESP32のデジタル入力にした方がいいかな(それでも、3.3Vの方が都合がよいかも)
マルチメーターで電圧を計測してるときに、人感センサーと明暗センサーが反応して、LEDが光って、眩しくて調査がムズいので、対策を考えないと
つづき
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