【バスケ】パリで日本が歩む道【男子編】
2024年はオリンピックイヤーということで、バスケのやつやっていきましょう
男女とも取り上げたいけど時間によっては女子までいけないかも
1.日本代表について
2.グループフェーズでの対戦相手
についてやってきたい。
まずは日本代表、今日は男子です。
いかが日本代表が割り当てられたグループです。
FIBAランキングは、日本が26位に対して、
フランス(9位)
ドイツ(3位) ※2023WC優勝
ブラジル(12位)
とめちゃくちゃ苦しいグループですが、まぁ正直オリンピックはどこに入っても地獄です。日本が目標とするのは、グループステージの突破とかなり険しい道なので、それを達成するためにどうすればいいか?を考えていきましょう。
グループリーグを突破するためには
オリンピックは3グループに分かれて予選を行い、8チームで決勝トーナメントを戦います。
グループフェーズ突破は、各グループ上位2チームと、各グループの3位から上位2チーム(得失点差による)が決勝進出となります。
ここからは数学的な授業ですけど、(飛ばしても良い)
4チームによるグループリーグの場合、以下の勝ち星の組み合わせが考えられます。
3-2-1-0,3-1-1-1,2-2-1-1
つまり、日本がグループフェーズを突破するには、2勝以上すれば確定、1勝すれば可能性あり、になります。
1勝のみとなった場合、3位には確実にならなければなくなり、その上で他のグループとの比較となります。
何が言いたいかというと、順位決定には得失点差が使われるので得失点差がめちゃくちゃ大事になります。
ドイツ、フランスは特に厳しい相手でもあるので、勝ちは正直かなり厳しいです。ブラジルも全く簡単な相手ではないですが、正直勝つならここです。ですが、勝つ試合以外を捨てることはできず、たとえ勝ちが厳しくなっても、1点でも詰めに行くことが大切です。
ガベージタイム(点差がついた試合などで、残り時間主力を休ませ、若手などにプレーさせること)などはオリンピックにはありません。
また、他の組を見ると、グループAは戦力が拮抗しており3位もそんなに得失点差ビハインドになることは想像しづらいですが、グループCはアメリカ、セルビアとプエルトリコもしくは南スーダンとは差があるように見えるため、得失点差はある程度つくと考えられ、グループCの3位に迫りたいところです。
まとめると、
1.とにかく1勝すること
2.とにかく得失点差を詰めること
が必要になるということです。
日本代表の戦力紹介
そんな苦しい戦いを強いられる日本代表は、2023WCの戦力に多少のてこ入れを行った。
一番大きいのは、なんといっても八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ/NBA)の加入。
不動の代表のエースで、彼がいるといないでは状況が全く違う。
特に今大会は、トム・ホーバスHC体制初の招集となることから、どんな役割になるのかが全くの未知数である。
主にWCでは出ずっぱりだったホーキンソン(サンロッカーズ渋谷/Bリーグ)らインサイドのローテーション強化や、WCでは4-5番を担っていた渡邊雄太(千葉ジェッツ/Bリーグ)を本来のポジションである3番にあげられたり、サイズアップも期待される。
なんといっても停滞したときにポストから打開できるミドルレンジのうまさで日本を救ってくれることが期待できる。
ただし、東京オリンピックではどうしても八村ありきの作戦となり、八村が思うようにプレーできずに停滞してしまう場面もあった。
今大会は、ホーバス体制とどう八村塁が融合するかが未知数で期待大だ。
また、サイズアップという意味ではジェイコブス晶(ハワイ大学/NCAA)にも期待大だ。
203cmのサイズで外角のプレーを得意としており、韓国戦でインパクトを与えた。まだ身体ができておらず、フィジカルコンタクトに不安はあるが、ディフェンスでの高さによる貢献は大いに期待できる。
入らなくてもシュートを打ち続け、「自分はもっとできる」と各所で話すなど精神的な強さを持つ。
WCでは原修太(千葉ジェッツ/Bリーグ)が担っていたポジションを代替する形になりそうだ。
渡邉飛勇(信州ブレイブウォリアーズ/Bリーグ)は、WCで川真田が担っていた役割を担うことになる。
主にホーキンソンを5分でも休ませられれば御の字といったところだろう。
リバウンド、ブロックなどの高さが売りで、川真田とどちら?という問いは非常に難しかったと思うが、WCも怪我がなければおそらくは、と思わせてくれる。怪我がちなところが不安だが、なんとか健康に戦ってほしい。
3人目のPGの枠を勝ち取ったのはテーブス海(アルバルク東京/Bリーグ)だった。PGの二人(河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ/Bリーグ)、富樫勇樹(千葉ジェッツ/Bリーグ))がアンダーサイズなので、もしディフェンスでにっちもさっちも行かなくなったら登場する、もしくは河村勇輝にオフェンス専念させたいときに登場するだろう。
とはいえ、既存のPG二人を大きく上回るパフォーマンスは難しいように見えるため、プレータイムは限られそうだが、少しでも流れを変えるパフォーマンスに期待だ。
というところで、やはり今大会は全体的にサイズアップを図った。
相手諸国も、WCで破ったフィンランド、ベネズエラ、カーボベルデよりも全体としてはサイズもあり強い相手である。
それらに対抗しつつ、日本らしさを失わない戦いが必要となる。
まずは本番前の強化試合を期待したい。
放送スケジュール
オリンピックは以下のスケジュールで放送となる
・7月27日(土)NHK 20時30分 ドイツ vs 日本
・7月30日(火)NHK 24時15分 日本 vs フランス
・8月2日(金)フジテレビ 18時00分 日本 vs ブラジル
7月20日 3:00~ドイツ代表
7月22日 2:40~セルビア代表との強化試合も、バスケットLIVEで放送予定。
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