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4月のサンパブと本屋からのお知らせ

こんにちは!SANJO PUBLISHINGの本屋担当の町田です。今月から、「今週のサンパブ」として近況や新しく入荷した本をご紹介します。また、SANJO PUBLISHINGで今後行うイベントについてのお知らせも行っていきますので、最後までお読みくださったらうれしいです。

2022年で2年目と迎えた新米本屋担当として、ゆるりと文章を紡いでいけたらと思っているのでお付き合いいただけたら幸いです。

◆最近の出来事

園児たちの絵本の読み聞かせ企画(3月25日)

当日は園児と一緒に歌ったり、手の動きを付けたりと大盛り上がり

ご近所にある保育施設の本寺小路わくわくちびっこ園さんとの絵本の読み聞かせ企画がようやく実現しました!これまでに、園のみなさまからご相談をもらっていましたが、私は園児に読み聞かせを行うことが初めてで不安でした。

最近、本の取り扱いを開始した燕市にある絵本の出版社おむすび舎さんにアドバイスをもらって開催。はじめ、園児にとって知らない場での読み聞かせで戸惑っている子もいましたが、おむすび舎さんからの問いかけや振り付けでだんだん緊張もほぐれてきたよう。

最後は、園児たちから歓声が上がるぐらいまで場が盛り上がって、私も自然と顔がほころんでしまいました。また、時期をみながらこうした共同企画を開催できたらと思います。

保育施設本寺小路わくわくちびっこ園

絵本の出版社「おむすび舎

あんみつを食べながら「好きな本を話そう」Vol.14 テーマ「春」(3月28日)

SAKUNOYAカフェさんのあんみつ

3月の最終週に開催した読書会「好きな本を話そう」。これまでに、中央商店街にあるお店さんと協力してメニュー提供していただきました。今回、北三条駅から歩いて5分のところにあるSAKUNOYAカフェさんからあんみつをご提供してもらいました。

さて、第14回目の読書会ではテーマが「春」、三条でも気温が上がり始めたタイミングで行えました。

本屋さんで本の話を行う
参加者が、春のテーマに持ち寄ってくださった本

参加者それぞれが、思い思いの春にまつわる本を持ち寄ってゆる~くお話ししました。毎回違うテーマを設けて読書会を行なっていますが、参加者によって捉え方が違って本自体が被ることがなく、おもしろいと思える時間を過ごせました。

SANJOPUBLISHINGで開催する読書会「好きな本を話そう」は、4月も開催しますのでぜひ足を運んでいただけたら幸いです。

町家を活用したアトリエ付き滞在施設「SAKUNOYA」

◆お知らせ

SANJO PUBLISHING春のブックフェアを開催(4月14日〜25日)

春のブックフェアの開催

SANJO PUBLISHINGでは4月14日(木)から25日(月)までの期間で、春のブックフェアを開催します。期間中は春に合わせて本屋担当が選書した特設コーナーを用意します。

また、期間内では本が読みたくなるようなグッズ販売を同時に行います。一つ目のグッズは、亮布研究所から中国少数民族ミャオ族のつくる不思議な藍染めの布「亮布」(リャンプー)を使ったブックカバー。もう一つは、羽生紙文具店pippiさんから読書にぴったりなマッチ付き付箋と少数限定のミニメモの3種類となります。春に読みたい1冊を探しにぜひいらしてください。

詳細はこちらです。春に読みたい本、読みたくなるグッズを探しにお越しください。

亮布研究所

羽生紙文具店pippi

◆新入荷情報

今回、新入荷した本たちをご紹介します。三条市も春を迎えたため、おでかけしたくなるような本を入荷しました。

この本たちを手に外に出かけてみるもよし。この本を読んで新潟県内をもっと深く知る機会にしてもよし。店内ではお手に取れますので、ぜひご覧ください。

学芸出版社 新田直広・坂本大祐編著
『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる』 ¥2,540(税込)

地域×デザインの実践例がたくさん掲載。

デザインやデザイナーと聞くと、仕事の幅が広く、実際どんな仕事なのかよくわからない方も多いのでは。この本は、日本各地で実際に新たな仕組みや場所、あるいは会社をもって活動しているデザイナーたちの実践例がまとめられています。

地域にこれから関わっていきたいと思う方も、デザインに興味があるという方も、昨今の事例を知ることのできる1冊になっています。見える形のデザインもあれば、システムや仕組みなど目に見えない形のデザインもあります。そんなデザインの一面が少しでも知れる機会になったら嬉しいです。

風旅出版 『A GUIDE To KUROISO』 ¥3,000(税込)

実はそれぞれの町にもこんな希望があるのではないかと思わされもする

ローカルに強いライターや編集者が集まる株式会社Huuuuが設立した、風旅(ふうりょ)出版から先日出版された地域のガイドブックです。栃木県の那須塩原市にある黒磯。その地に注目した編集者が、1年以上通いこみ、対話を続け解釈をした黒磯の町がそこにはあります。

お店や場所の紹介だけではなく、そこにいる人のインタビューもたくさん掲載されていて、その人を通じて黒磯という町が見えてきます。

「この町を一冊の本にしたい」という気持ちから刊行に至ったという本の重みをぜひ感じてみてください。

大福書林 松村大輔著『まちの文字図鑑 ヨキカナカタカナ』¥2,200(税込)

文字を偏愛しているというブックデザイナーの著者が、日本全国のまちでみつけたカタカナのデザインを集めた1冊。図鑑と言うだけあって、しっかりあいうえお順にまとめられていて、ロゴやフォントの資料にもなる本です。

この本のロゴたちからはどこか昔懐かしい雰囲気を感じます。今はもうないお店もあるかと思うと、寂しい気持ちにもなりますが、だからこそ今すぐ町に出て町にあるカタカナを見ておきたい気持ちに襲われます。ひらがなバージョンの『まちの文字図鑑 よきかなひらがな』も販売しているのでそちらもぜひ。

まちの文字図鑑 よきかなひらがな

◆あとがき

ここまで、お読みいただきありがとうございました。これから月2回のペースで連載していけたらと考えています。SANJO PUBLISHINGの最近を知ったり、最近入った本を掴むのに読んでいただけたら幸いです。

本やイベント、もしくはお店に関して聞きたいことなどがありましたら、以下のメールアドレス、SNSのダイレクトメッセージなどでご連絡ください。SNSでは随時情報を更新していますので、そちらもよろしければフォローをお願いいたします。

◆店舗情報

〈お問合せ先〉
SANJO PUBLISHING 担当:町田
メールから[infoアットマークsanjopublishing.com]
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Instagramアカウントのメッセージから→ https://www.instagram.com/sanjopublishing/

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