見出し画像

「三条祭り」、過去から現在に 写真で振りかえる【2022年備忘録】

200周年を迎えた三条祭り、2023年5月14日15日に開催!

ようやく近場スポットなら外に出かけやすくなってきた。完全には安心とはいえないけれども、華やかで楽しそうなお祭りだと離れたところから鑑賞してもどこか参加している気持ちになるもの。

ここ新潟県三条市では、八幡宮の春季例大祭<三条祭り(正式名称:三条八幡宮春季例大祭)>の開催間近となった。毎年5月15日に開催され、神輿渡御に伴う10万石格式の大名行列が街をめぐる。

さらに、この行列が境内に戻ってきた際に行われる「舞い込み(親が幼い子を肩車して、天狗様や神輿や太鼓と一緒に境内を周り、お宮に入る行為)」は、参加した子が無病息災に育つと言われる。

大名行列は、文政5年(1822年)から続き、2022年には200周年を迎えたばかり。また、三条市の文化財指定を受け、伝統行事として引き継がれる。

今年は(2023年)14日15日に行われ、たくさんの人たちが三条市に訪れることが期待されている。ただ、やや天候に恵まれなそうな天気予想……大名行列が練りまわる<中央商店街>に本屋さんを構える私たちにとっても気掛かりなこと。

たとえ、悪天候であってもすこしでも三条祭り気分を味わってもらいたい。そう考え、2022年に開催された三条祭りの様子をお届けします。

写真で振り返る<三条祭り>

三条祭りの詳細について

開催期間:
5月14日夕方~ 宵宮
※臨時露店市場開設 午前9時30分~ 15日(月)午後10時
5月15日午後0時45分~ 大名行列、午後5時~ 舞込
場所:新潟県三条市八幡町12番地18
三条祭り公式サイト:https://sanjo-matsuri.com/

お祭りをテーマにブックセレクション

1822年から続く新潟県三条市の伝統文化である三条祭り。明日から開催となり、まちを観点に仕入れしてきました。#いいまち#いいみせ は何だろう。お祭りを支えてきたまちと商店街、お店の魅力を改めて考えるにはぴったりな本たち。ぜひ、ご覧ください!

全国駄菓子屋探訪

出版:トゥーヴァージンズ 監修:土橋真 出版年月日:2023年1月 サイズ:A5 並製 ページ数:192ページ

子どもたちにとってのサードプレイス。
大人たちの思い出の場。
北海道から沖縄まで、創業100年以上の老舗から令和のニューカマーまで古今東西29軒の駄菓子屋にインタビュー。
駄菓子の源流・メーカー、流通の要・卸問屋、歴史から未来の展望にいたるまで駄菓子屋文化を完全網羅!
子どもにとって、学校や家では教えてくれない大切なことを学べる場でもある駄菓子屋。昔子どもだった多くの大人たちにとっても、原体験として思い出とともに大きな影響を与えている。全国の駄菓子屋さんから、これまでの歩み、これからの展望を取材することで、時代の変化に応じて形を変え、これからも文化として残り続ける駄菓子屋の魅力・文化を探る一冊。

オルタナティブ・パブリック

出版:BOOTLEG 著者:クマタイチ,浜田晶則 出版年月日:2023年3月 サイズ:四六判 ページ数:240ページ

ハードをつくらず、建築物に頼らずとも、
都市に「パブリック」を生み出せるのではないか?
先進的な活動をしている実践者たちとの対話集

読み替えてつくる、 新しい公共空間の在り方
テクノロジー、格差、人口減少、不況、そしてコロナまで。今、都市が大きく変わる中で、私たちはどうやって出会い、話し、つながっていくのか?それを考えるために「オルタナティブ・パブリック」が必要だ。国内外で活動する人気建築家2人が、ポケモンGOの開発者など、既存の枠を壊しながら新たなアイデアを実装しつづける実践者8人に話を聞く。

まちを楽しむ「別視点」入門

出版:学芸出版社 著者:合同会社別視点 出版年月日:2023年3月 サイズ:四六判 ページ数:224ページ

「うちの地域には何もない」なんて本当だろうか?いつもの何気ない風景も、マニアたちの「別視点」で見ればおもしろさにあふれている!片手袋、電線、路上園芸、小屋、ゴムホース、珍スポットから「火曜サスペンスごっこ」まで?!「別視点」で観察・発信するコツを身につけて、まちの魅力を発掘し、世界をもっと楽しもう!

都市の<隙間>からまちをつくろう ドイツ・ライプツィヒに学ぶ空き家と空き地のつかいかた

出版:学芸出版社 著者:大谷悠 出版年月日:2020年11月 サイズ:四六判 ページ数:240ページ

日本に先駆けて急激な人口減少を経験した都市、ライプツィヒ。空き家と空き地の大量出現に大混乱する行政と市場をしり目に、〈隙間〉で生き生きと活動を始めたのは、資金もスキルもない「素人」たちだった!自分たちの手でまちをつくりつづける6事例の試行錯誤から、不安定な時でもシステムに頼らず生き抜くヒントを探る。

いいお店のつくり方 保存版

出版:LLCインセクツ 著者:IN/SECTS編集部 出版年月日:2023年2月 サイズ:四六判 ページ数:496ページ

ふだん何気なく「あそこ、いいお店だから」と口にするけれど、 あらためて、いいお店って?って聞かれたら、なんて答える? そもそも、いいお店の“いい”ってなんだろう。
大阪に拠点を構え、地域としてのローカリティだけでなく、感性や共感といった同時代性的ローカリティを軸とした、雑誌「IN/SECTS」。 Vol.6.5(2016年刊)とVol.9(2017年刊)では「いいお店のつくり方」と題して、編集部それぞれがオンリーワンの“いい”と考えるお店を紹介してきました。それは、立ち飲み屋、書店、フランス漁師店、レコードショップ、銭湯など…多岐にわたるお店の、開店までの経緯や店主の秘めたる思いに迫る“いい”をひもとく試みでした。 本書では、そんなVol6.5とVol.9に収録した約6年前の記事とともに、コロナ禍を経た2022年、どのような考え方のもとお店を続けているのか、改めて取材を敢行。当時それぞれの店主が描いていた“いい”は変わったのか、道半ばなのか? それとも以前と変わらぬ思いで働いているのか。 17店のオンリーワンな道のりを、お楽しみください。

SANJOPUBLISHING、観光マップ作成中






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?