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介護日記2#62母と天気

昔  母が動くと雨が降る、そんな印象だった。いわゆる雨女。

曇り空で、まだ大丈夫と家を出るとポツポツ降ってくる。

1日雨が降ったり止んだりしていてバスの中にいる時は降っていないのに降車した途端に雨が降り始める。

旅行に行くと必ず雨となる。

やっぱり今回も雨だったといつも心の中で思っていたような気がする。


それがここ2年いやもっとかもしれない。雨が降る確率が低くなった。


車椅子生活になってからかな。


もちろん雨に降られる事も多々あるのだが、小降りになったり、傘をささなくても大丈夫な事が多くなった。


今日は1日雨が降っていた。
時々突風が吹いたり土砂降りになったり酷い天気だ。

いつもずぶ濡れになりそうな時は、母にレインコートを着せ、濡れても良い様に私もレインコートを着る。
送迎車が到着したらドライバーさんに母の車椅子移動を任せ傘を私が持ち、母とドライバーさんの頭上に開く事にしている。

車椅子の雨の日の移動は屋根付き車庫でもない限り大変なのだ。


今回、送迎車が到着するほんの数分前まで土砂降りだったのだが、車が家の前に着いたと思ったら雨音が消えポツポツとちょっとだけ降っている。
今のうち!と車椅子を移動させた。
移動が終わった瞬間、またザザーザーと降り始めた雨。
母の行動の一部始終を見て雨を降らせているようだった。
本当に有難い。

これからも
天の神様、よろしくお願いします。

読んで下さってありがとうございます
今日も明日も良いことがありますように(なでしこ)

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