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【本棚】Kindleの音声読み上げが少しだけ簡単になっていたけど……


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年7月8日配信の書き起こしです。
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書とIT 時代のリテラシーを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは 、

【本棚】Kindleの音声読み上げが少しだけ簡単になっていたけど……

というものです。

Kindleで本のメリット

月曜日は自宅の本棚にある本の話をしています。

Kindleって使ってます?

Amazonの電子書籍アプリです。

まあ本好きなら知ってるでしょうけど(笑)

僕のライブラリに何冊くらいあるかなと調べてみたら、ざっくり100冊くらいありました。

電子書籍の良さは、読みたいと思ったらすぐに買って読み始めることができることですよね。

スマホを持っていればどこにいてもすぐに読書ができるのは魅力的です。

文字の大きさを変えられることもメリットです。

寄る年波には勝てず老眼ですからね(笑)

もっとありがたいのは、電子書籍は聴くこともできるってことです。

合成音声の読み上げはイントネーションに違和感があるし、単語の読み間違いもあって嫌だという人もいると思いますが、それは読書のシチュエーションに先入観があるからです。

紙の本を読むシチュエーションは限られますよね。

歩きながら本を読むのは難しいでしょ?

車を運転しながらなんて絶対無理ですよね。

家で家事をしながらっていうのもそうでしょ?

そういうシチュエーションでながら読書をできるのが、読み上げを使った読書です。

ながら読書はそれなりに訓練が必要ですが慣れればどうっていうことはありません。

Kindle本の読み上げに何を使うか

まあ、そんなわけで僕は散歩の時に本を聴くことがあります。

Kindle本の読み上げはちょっと前までAlexaアプリを使っていました。

AlexaはAmazonのスマートスピーカーのウェイクワードです。

スマートスピーカーに何かしてもらうときに呼びかけるキーワードですが、 まあスマートスピーカーの名前と思っていいでしょう。

そのスマートスピーカーのスマホ版アプリがAlexaアプリです。

このアプリにはKindle本を読み上げる機能があります。

AmazonにはAmazon musicというAmazonプライムで音楽が聴き放題になるサービスがありますが、それで音楽を聴くのと同じ画面でKindleの本を選んで聴くことができるのですね。

これはこれでAlexaアプリを使い慣れれば結構快適です。

ただ、これと同じことがなぜKinndleアプリではできないのだろう?と思っていました。

Kindle本にはText to Speechという属性があるのに、読み上げができないのはなぜだろうなと思っていたのです。

これ、僕が持っていないので定かではないのですが、どうもAmazonのタブレットのFireシリーズで対応している機能のようなのですね。

アプリは同じようなものでしょうから、一般のAndroid端末のアプリでできてもよさそうですよね。

まあ、でも差別化のひとつなのだろうと諦めていたんです。

それが最近できるようになったみたいなのですね。

Kindleアプリの画面から読み上げができるようになったのです。

Kindleアプリ読み上げの残念なこと

ただ、この機能を設定したり、呼び出したりする場所がわかりにくいのです。

どこにあるかというと、文字サイズの変更の中にあるのですね。

表示とか再生をアプリのアウトプットと考えれば、まあわからなくもないのですが、これはソフトウェエンジニアっぽい発想で、そうじゃない人には全然ピンとこないのではないでしょうか。

まあ、それでもなんとか設定して再生できるようになったのですが、ものすごく残念なことにバックグラウンドでの再生ができないのでした。

画面を触ったりオフにしたりすると再生が止まってしまいます。

これはアクセシビリティ機能としてのトークバックを使っているからです。

問題は何かというと、要するにポケットに入れて再生することができないのですね。

机の上などに置いて再生するならいいのですが、持って歩くのには使えないのでした。

Alexaアプリは音楽再生機能を使った読み上げなのでバックグラウンド再生ができるのです。

でも、こっちはこっちでバグっぽい動作があります。

バッファリングに問題があるようで、一定間隔で再生に空白ができたり、再生ができなくなってアプリを強制再起動しなければならなかったりすることもあるのです。

なんとなく、もうちょっと頑張れないものかと思ってしまいました。

KindleアプリもAlexaアプリも、クオリティという面でこれはどうなんだろうと思うものが割と放置されているのが残念なんですよね。

まあ、そんなわけで、Kindleアプリで読み上げができるというのはぬか喜びで、結局Alexaアプリを使うことになりました。

こういう細かいところが原因で使えない人がたくさんいるのだろうなと思うと本当に残念ですね。

というわけで、今のところはKindle本の読み上げにはAlexaアプリを使うのがおすすめです。

とはいえながら読書は結構メリットがあると思いますので、興味がある方はぜひやってみてくださいね。

今回は、Kindleの音声読み上げが少しだけ簡単になっていたけど……という話をしました。

今日はここまで。

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今後配信の中で参考にしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

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この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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