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【刻】最高速度を50キロ上げると3分早くなるらしい


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2023年12月3日配信の書き起こしです。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは、

【刻】最高速度を50キロ上げると3分早くなるらしい

時刻表を読んでいくシリーズです。

時刻表のWhat's New

日曜日は時刻表を読んで話しています。

久しぶりに新しい時刻表を買ってきたのでちょこちょこ開いて読んでいます。

新しいと言っても、買ってから1ヶ月以上経つのですけどね。

大抵はいきなり本文を見てしまうのですが、常に変化している情報を毎月出している雑誌ですから、最初の方にWhat's New的なページがあって、やっぱりここをちゃんと見ないといけないよなと思い直して、そのページをじっくり読んでみたのですね。

こういうところがエセ時刻表読みだよなぁと思ったりしますよね(笑)

青函トンネルの最高速度

で、いきなり目についたのが北海道新幹線青函トンネル内の高速走行実施に伴う時刻変更についてという項目でした。

そういえばたまにスピードアップする実験みたいなのをやっているのを聞いたことがあるなぁと思いつつ、いつもは何キロで走っているんだろう?と思ったのですね。

青函トンネルは新幹線と在来線の共用区間で、在来線として走るのは貨物列車なのです。

貨物列車は列車の中でもスピードが遅い方で、もちろん新幹線は早い方ですよね。

そして青函トンネルは54kmもあって、途中で待避はできません。

これらを同じ線路に走らせるのはとても大変でしょう。

貨物列車と新幹線のスピードは倍くらいも違うので、要するに追いついてしまうのですよね。

というわけで、青函トンネル区間は新幹線の最高速度が160km/hに制限されています。

160km/hって、在来線の特急列車よりは早いですけど新幹線的にはパッとしませんよね。

そう、これは北海道新幹線の結構大きなネックになっているのです。

実験するのも大変

それで期間を決めて実証実験的にスピードアップをしてみているらしいのです。

そのためには、貨物列車の運転を時間的に寄せる必要があります。

そうやってトンネルのスケジュールを空けて、そこで新幹線を速く走らせるのです。

その時の最高速度は210km/h。50km/hほどアップするのです。

これ、JR北海道とJR貨物が勝手に決めてやれるわけではなくて、国土交通省が一時的な最高速度変更を認めて実施するのです。

結構大変なんですよね^^;

で、北海道新幹線のページを見てみたら、変更になる一部の列車は隣の行に期間限定の時刻が乗っていました。

木古内と函館新北斗の二駅分だけですが。

で、短縮時間は3分。

たった3分と思うかもしれませんが、スピードアップというのはこんなに大変なのですね。

なお、このスピードアップが行われるのは12月30日から1月4日まで。

ここにもお正月返上で働く人の姿が見えるようですね。

大変ありがたいことです。

今回は、最高速度を50キロ上げると3分速くなるらしいという話をしました。

今日はここまで。

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今後配信の中で参考にしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

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今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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