【本棚】子どものような人は凹まない/凹まない人の秘密
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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年5月13日配信の書き起こしです。
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは 、
【本棚】子どものような人は凹まない/凹まない人の秘密
というものです。
凹んだときにすること
月曜日は自宅の本棚にある本の話をしています。
仕事で失敗することってありますよね?
失敗すると凹みますよね?
小さな失敗でも悶々と考えてしまって夜になかなか寝付けないなんてことありませんか?
正直な話、僕は割とよくあります。
そんな時にどうするかというと、その悶々とした考えをいったん打ち切ることができるように、考えなくてもやれることに没頭することにしています。
一番効き目があるのはとにかく歩くことです。
歩くのは運動にもなりますが、目の前の景色が刻々と変化して、自分の外の情報を半ば強制的に受け取ることになり、失敗がらみのぐるぐる思考を頭の片隅に追いやれることが多いのです。
本を読むとか、僕の場合はアニメをたくさん見るなんていうのも効果があります。
これらは失敗したことに対して何か直接的な解決策が出てくるものではありませんが、
ぐるぐる志向も解決策が出るものではないので、いったん停止して頭をリセットできるという意味でずっとましなのです。
いったんリセットしてみると、ぐるぐる中とは違った思考が生まれてくることが多いのです。
とはいえ、言うほど簡単ではないからぐるぐる思考になって凹んでしまうわけですけどね。
このようにいったん停止してリセットするために割と役立つ問いがあります。
凹まない人の秘密
今日取り上げるのはアル・シーバート著/凹まない人の秘密という本です。
僕はよく凹むのでこんな本が本棚に入っているのですね。
最近、仕事でくよくよと考えることが多めになってきたせいか、本棚を見てこの本が目に入ったようです。
せっかくなので手に取って開いてみました。
目次をさっと見て気になった場所を開いてみました。
そこは、
第6章 好奇心が人を成長させる
の中の
人生を学びの場と考える
というところでした。
その中の目についたところを引用します。
僕は50代半ばになって、やっとこういう反応ができるようになってきたように思います。
失敗というのは案外滑稽な事象がくっついているものです。
失敗して笑うなんて不真面目だと思うかもしれませんが、深刻になれば取り返せるかというと、そんなことはまずありません。
自分や誰かを責めるだけのことになりがちです。
そうなるくらいなら笑ってみた方がいいと思うのです。
こっそりでいいから笑ってみると、案外冷静に事態を収拾することに意識を向けられるものなのですね。
目の前の事態をひとまず収拾できたら、次は起きたことから学べることを考えます。
同じことを起こさないためにできることを考えるには事象を冷静に分析する必要があります。
この分析に役立つのが、違う立場から見たらどうかを考えることと、事象をひっくり返したり、裏返してみることです。
これをやってみると自分の認識の狭さに気づくことがよくあります。
同じ失敗をしないためには、起きないように頑張る!みたいなことではダメなのです。
失敗のきっかけになったことをきちんと掴んで、そこにうまく対策をしないと、だいたいまた同じことが起きてしまうものなのです。
同じ失敗をすると余計にへこんでしまいますから、予防策を多面的に考えるのです。
こんなふうに考えているとくよくよしている時間はないものです。
予防策を考えること自体が前向きな行動なので、凹まずに済むか凹んでもすぐに気を取り直すことができるのです。
すぐに訓練を始めよう
こんなふうにできるようになるためには訓練が必要です。
失敗してもしなくても、目の前の事象をよく観察して、どうしたらより良くなるかを常に考える癖をつけるといいでしょう。
子供のような好奇心が必要です。
僕はいつもこんなふうに頭を働かせているので退屈するということがあまりありませんし、何日も凹んでいるということがなくなりました。
と偉そうに言っていますが、こんなふうに考えられるようになったのはそれほど遠い昔の話ではないのです。
考え方を変えるのには結構時間がかかるものなので、ぜひ今から取り組むことをおすすめします。
多分20代でも30代でも、訓練すればちゃんと身につけることができるでしょう。
訓練を始めるきっかけとして、今回紹介した「凹まない人の秘密」を読んでみるのもいいかもしれません。
概要欄にアマゾンへのリンクを貼っておきますね。
今回は、子供のような人は凹まない/凹まない人の秘密という話をしました。
今日はここまで。
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おわりに
読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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この配信の書き起こしをnoteで連載しています。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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