【本棚】大人買いを抑止する本屋の話
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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年1月15日配信の書き起こしです。
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは 、
【本棚】大人買いを抑止する本屋の話
というものです。
黙々と本を読む家族
月曜日は自宅の本棚にある本の話をしています。
うちの本棚にはコミックがたくさんあります。
本棚と言いましたけど、本棚じゃないところにも平積みしてある有り様です。
コミック以外の本ももちろん同じではあるんですが、今日はコミックの話をしようと思います。
うちは家族揃って本好きです。
みんな黙って座っている時はいつも何かしら本を読んでいます。
最近は本といっても電子書籍が増えています。
電子書籍だけでなく、小説投稿サイトの作品を読むこともあって、スマホを見ているときは何らかの小説を読んでいるということが多いのです。
さらに漫画もスマホで読むことがあります。
ただ、こっちは課金するほどではなくて、話題になっている作品を無料で読めるうちだけ読むという感じです。
スマホで漫画を読み始めたのは最近のことで、まだまだ慣れていないというところなのですが、そういう読み方をし始めたきっかけは大量にアニメを見るようになったことでした。
そのさらにきっかけは、リモコン付きのChromecastをテレビにつないだことです。
NetflixやYouTubeを手元のリモコンで操作するようになったら、家族そろって思い思いのアニメを見るようになったのですね。
そうすると、自然に今流行っているアニメのことがネットニュースやSNSで目に入るようになります。
そういう話題の作品を、とりあえず原作の漫画で読んでみるかということになって、手っ取り早くスマホアプリで読み始めているというわけです。
基本はアニメを見るのですが、週に1回の放映を見るというのは結構じれったいですよね。
やっぱり先が気になっちゃうのです。
これはまずい兆候ですよね。
本屋さんに行って、すでに出ている分のコミックをまとめて買ってしまう予兆です。
大人買いを諌める者はいない
実際、去年は推しの子と薬屋のひとりごとを大人買いしてしまいました。
何がまずいって、この行動を諫める家族はいないことなんですよ。
居間にドンと置いておくと黙々と読んでいく家族ですからね。
ここまでお話してきて、やっと今回の本題に入ります。
実は今まさに危機的な状況にあるのが葬送のフリーレンなんです。
何らかの勢いがあれば即買ってしまう状態。
ちょうど第2クールも始まったところですしね。
ただ、今のところ歯止めがかかっています。
歯止めになる本屋さん
それはなぜかというと、いつも大人買いする本屋さんの本棚の葬送のフリーレンは、なぜか5巻目が在庫切れしていて補充されないのです。
もちろん新刊はあるんですけどね。
その5巻目は、もう一軒の本屋さんにはちゃんとあるんですよ。
だから合わせ技で揃えることができるんです。
でも、ここで踏みとどまっているのは、僕が大人買いをしてしまう本屋さんの零細株主だからです。
株主優待でちょっとだけ安く本が買えます。
せっかく株主なんだから大人買いの時くらいは売り上げに貢献したいのです。
ここは大事なので強調しておきたいのですが、大人買いの美学は一気に揃えることです。
歯抜けじゃ成り立たないのです。
別の本屋で足りない一冊を買うのは画竜点睛を欠くということになるじゃないですか。
こういう複雑な大人の事情があって、今のところ葬送のフリーレンはアニメを見るということで妥協しているのです。
まさに 大人買いを抑止されている状況なのです。
以前はこんなことがありました。
面白そうな新刊が平積みされていると思って手に取って帯を見たら、その前の作品があって、それならそいつもついでに買っていこうと思ったら在庫がないなってこともありました。
本屋さん、もっと貪欲に仕掛けましょうよ。
そういうところですよ、株価が低迷する原因は。
などと言ってしまいますが、実はあぶねえあぶねえとちょっと安堵しながらお店から出たりしている本屋パトロールの日々なのでした。
皆さんも気を付けてくださいね。
今回は、大人買いを抑止する本屋の話をしました。
今日はここまで。
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おわりに
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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