【時刻表】電車使うとわからなくなる距離を確認して遊ぶ
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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年3月26日配信の書き起こしです。
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にゃおのリテラシーを考えるラジオ
読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、
【時刻表】電車使うとわからなくなる距離を確認して遊ぶ
時刻表を読んでいくシリーズです。
田舎者あるある
火曜日は地図と時刻表の話をしています。
今回は時刻表の話ですが地図の話も含まれています。
田舎者あるあるの話をしましょう。
僕は北海道の真ん中辺で生まれ育ちました。
世代もありますが鉄道を利用するのは遠くに行く時というイメージを持っていました。
なので、ちょっとした都会で時刻表を気にせずに電車に乗って移動すると、距離感が分からなくなってしまうのです。
これ、田舎者だけじゃなくて便利な交通手段がある人あるあるなのかもしれません。
自分の足で歩くことがないと本当の距離は分からないですよね。
さらに方向音痴が加わると現実の距離という概念自体なくなってしまうのかもしれません。
僕は割と自分の足で歩くのが苦ではないのですが、電車が入ると距離感がバグることが多かったように思います。
東京では特にそうでした。
土地勘もありませんし、昔はスマホもなくて今のように簡単に地図を見ることができる環境でもありませんでした。
鉄道の路線図ってデフォルメされていますよね。
距離も方向もよくわかりません。
駅の数が多ければ遠いという感じがするし、各路線がどの方角に向かっているのかもよくわからなくて、実は線路が並行して走っている場所でもその間はものすごく遠いような気がしてしまいます。
今では笑い話ですが、僕は出張先の顧客のビルの目と鼻の先にあったホテルに行くのに電車で大回りしていたことがあります。
歩いて5分の場所に電車で30分かけて行ってしまいました。
今ならGoogleマップで気づくことができますが、当時は残念ながらそういう手段がなかったのでまぁ仕方がありませんでしたね。
時刻表で僕ヤバの聖地巡礼をする
閑話休題。
今回のテーマを思いついたきっかけをお話しましょう。
ここでは日曜日にアニメの話をしています。
最近のアニメは実際にある場所をモチーフに展開するものが割とあります。
そういう作品を見ていると実際にそこに行ってみたいと思うのです。
これを聖地巡礼と言いますね。
とは言っても僕は北の辺境に住んでいるのでなかなか実際にその場所を訪れるというのは難しいので、聖地巡礼はもっぱらGoogleストリートビューを使っています。
そういう聖地巡礼をしたくなる作品の中に、僕の心のヤバいやつというものがあります。
思いっきり純愛なラブコメで、毎回キュンキュンしながら見ています。
この作品にもきっちり聖地があります。
キーとなる場所は東急目黒線の洗足駅です。
印象的な場面でこの駅やその周辺が描写されているのです。
目黒線をバーチャル散歩
僕は北の辺境に住んでいますので東京の地理には疎いのですが、目黒線には縁がありました。
仕事の出張で東京に行くときに、わりとよく宿泊していたホテルが武蔵小山にありました。
武蔵小山にはパルムという結構大きい商店街があって、そこを歩いて通っていたのです。
仕事先は都心方向で目黒線は目黒と武蔵小山の間ばかり乗っていましたが、路線図は見ていたので洗足駅は知っていました。
僕ヤバを見ていたら洗足駅が出てきたのでなんだか懐かしくなったのです。
パルムと思しき商店街が出てくる場面もありましたしね。
そんなわけでとりあえず時刻表で目黒線を調べてみました。
そもそも電車の時刻を気にして乗るような路線じゃないですからね。わざわざ時刻表を開くのも変な話なのですが、あえて開いてみたのは路線の距離を知りたかったからです。
目黒線の目黒駅から武蔵小山駅までが1.9キロ、その先の洗足駅までは3.3キロということになっています。
ってことは、武蔵小山と洗足の間は1.4キロくらいですね。
この距離は散歩にはちょうどいい距離ですよね。
目黒駅から武蔵小山駅まで電車では2分ですから、散歩でもない限り電車を使ってしまいますが、歩けない距離ではなかったのだなと思いました。
で、この範囲をGoogleマップで見ていきました。
僕ヤバに出てくるコンビニと思しき店を見つけてみると、駅からは結構離れているのです。
行き先の方向によるけれど駅は複数選べそうな感じ。
まあそれでも一番近い駅を選んでしまうだろうな、とか、
最寄り駅を決めてしまうと、そこまでの道を外れて歩くことはあんまりないかもな、
なんて。
こんなふうに時刻表と地図を行ったり来たりしながら見るのは、案外楽しいものなのです。
長く住んでいても当たり前に電車を使っていると距離感を間違えているケースは割とありそうです。
電車が便利であればあるほどそうかもしれませんね。
こうやって調べて実際にその距離を歩いてみると案外楽しいことがたくさんあります。
時刻表も地図も実用品ではあるけれど、思いっきり遊びにも使えてしまうというわけです。
皆さんもぜひ遊んでみてくださいね。
今回は、電車使うとわからなくなる距離を確認して遊ぶという話をしました。
今日はここまで。
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今後配信の中で参考にしていきたいと思います。
おわりに
読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
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今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。
ではまた。
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