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【地図】Googleマップで主観と俯瞰の違いを考える訓練


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年1月7日配信の書き起こしです。

読んでみよう

にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは、

【地図】Googleマップで主観と俯瞰の違いを考える訓練

時刻表を読んでいくシリーズです。

地図が読める・読めない

日曜日は地図と時刻表の話をしています。

あなたは地図を読むのが得意ですか?苦手ですか?

地図を読むのが苦手という人は、大抵の場合方角の把握が苦手なのではないでしょうか。

今目の前に見えている景色を地図の上にうまくマッピングするためには、まず自分が向いている方向を見定める必要があります。

その次にさらに難しいことをしなければなりません。

今自分が立っている位置の遥か上空から街を見るイメージを作る必要があるのです。

これは結構想像力がいる作業です。

普通は空から街を眺めることなんかないですからね。

これは実際の景色から地図にマッピングするときにやることですが、地図から景色にマッピングするときはもう少し大変です。

自分がいる位置をピンポイントで決めるというよりは、曖昧な位置から全体を眺める視点で地図を見て、そこから地上に降りた時の想像をするのです。

地図を読む人はこの両方のマッピングを頭の中で行ったり来たりしています。

地図は俯瞰そのもの

これ、主観と俯瞰の具体的なイメージじゃないでしょうか。

主観は道路に立って自分の目で周りを見渡す感じです。

基本的に自分の目に映るものしか見えていません。

その向こうにあるものは想像するしかありません。

俯瞰のときは、具体的な位置よりもモノとモノの位置関係を把握するということになります。

位置関係を把握するだけなら、必ずしも方角は必要ありません。

それが把握できた状態で現実の地面に立つと、実際に見える景色に並ぶたくさんの特徴から大体この辺かなと当たりをつけられます。

少し移動してみると、変化する景色から自分の位置に確信を持てるようになってきます。

俯瞰が不得意な人は、地図をぐるぐる回してしまうようです。

周りを見渡してさらに地図も回してしまうと位置の把握が困難になりそうなものですが、そうやってしまうのですね。

地図に慣れている人は、地図の方は固定して、実際に見えている方向の方角を把握してマッピングします。

こういう地図の工夫が北を上にするということなのでしょう。

Googleマップなどをスマホで見るとき、僕は自分の向きに追従して地図が回転するモードはほとんど使いません。

変化する情報を2つ組み合わせると、処理しなければならない情報が増えて複雑さが増してしまうからです。

俯瞰する訓練

通常の地図は俯瞰そのものです。

物事の関係を理解するイメージ。

そしてGoogleマップのストリートビューが主観ですね。

Googleマップが面白いのは、この2つを組み合わせた画面が作れることです。

主観と俯瞰を同時に見ることができると、情報の把握が早くなるし、バラバラに見ていた時とは違うものが見えてくるかもしれません。

地図で主観と俯瞰を行ったり来たりする体験は、物事の捉え方を考えるヒントになるかもしれません。

へえと思った方は、Googleマップで家の周りの地図を眺めて、主観と俯瞰について考えてみてください。

知らないところを見るよりも、近所を見た方が理解しやすいと思います。

うまく伝わったかな?イマイチかな(笑)

今回は、Googleマップで主観と俯瞰の違いを考える訓練という話をしました。

今日はここまで。

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今後配信の中で参考にしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。

詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。

この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

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今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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