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【談】教えることで理解することがある

聴いてみよう

この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2023年3月14日配信の書き起こしです。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書きそろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは 、

【談】教えることで理解することがある

というものです。

苦手な内容を教える

火曜日は日頃考えていることを話しています。

僕は講師の仕事をしていまして、その中にはプログラミングを教えるものがあります。

Pythonなどをガッツリと教えるのが本務なのですが、傍らでWebデザインの方も面倒見てほしいと言われて、兼務的にそちらも教えています。

ただ、実はHTMLとCSSを使ったデザインは本格的にやったことがなくて、 概念は理解していても、具体的な使い方がすぐ思い当たるという状態ではないので、質問が出るたびに冷や汗をかいているのです。

それでも、質問をこなしているうちに漠然としていた知識の解像度が上がって、何をどうすれば思ったレイアウトができる、みたいなことが説明できるようになりました。

一緒に成長する

とても面白いと思ったことは、そもそも質問が的を射ていない初心者の場合は説明がしどろもどろになりがちなのですが、理解が早い筋の良い受講生がいると自分の成長も早くなるということでした。

これは、まだ僕自身が講師として未熟であるということでもあるのですが、筋の良い受講生を指導していると、ほんの少し背伸びの課題のヒントだけを与えて、実際にその課題を解いていく過程を見て、僕自身もやり方や概念をどんどんアップデートしていくことができるのですね。

これは本当に不思議なことで、相乗効果で成長し合うようなイメージなのです。僕自身が常に学びで自分をアップデートしようという考え方を持っているからなのかもしれません。

講師だから、受講生から何かを教えてもらうなんておかしいとか、恥ずかしいと思う人は多いと思います。でも、実際は受講生も自分が持つ知識を伝えられるのは案外嬉しいものなのです。

僕は、何をするにしても一方的に教わりたいという人と話すのが苦手です。
自分で考え、一緒に進んでいきたいと思う人と何かをしたいと思うのは、そういう相乗効果を求めているからなのだなあと思います。筋の良い受講生と会うと、自分の実力以上のことを教えることができてしまいます。

学びの楽しさを伝えたい

やっぱり僕は学びの楽しさを教えたいのです。だからリテラシーみたいな、 ぱっと見にはよくわからないことを伝えたいなんて、ちょっと難しいことを目標にしてしまうのですね(笑)

「この先は自分で考えてみます」なんて返事があったら、もうちょっと話したいのをぐっと我慢して、でもとても満足した嬉しい気持ちになれてしまうんです。

教えるということはこんなに楽しいことなのだなあと日々感じられて、とても幸せなんですよ。

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今後配信の中で参考にしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。

詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。

概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。

この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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