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【中学受験】偏差値33のグダグダ受験(入学式)

4月になりました。ウチのグダグダBOYも先日入学式がありました。お天気にも恵まれ、文字通り晴れて中学生への第一歩を踏み出しました。

入学式ですごく気になったのが、新入学生の中で明らかに憮然とした表情と態度で式に参加していた生徒が複数名いたことです。結構遠くから見ても、明らかに分かるほどです。晴れの入学式、両親や来賓、先生方もたくさんいる中でどうしてそんな態度?

理由は言わずもがな、行きたかった学校ではないからでしょう。中学受験では第一志望に合格できるのは三分の一だというのはよく聞く話です。息子の学校も、中堅下位校あるあるで2/1午前午後から複数回の受験ができ、それぞれの試験で他校との併願の生徒もバランスよく拾ってゆこうとする設計のようですから、全体の三分の一、いやおそらくそれ以上の入学生が第一志望ではない学校として入学式に臨んだはずです。

気持ちは分からなくもないです。第一志望(熱望校とかいうらしいですね)に落ち、第二志望にも合格できず、考えてもなかった、学校説明会にも来たことがなかったような中学校に入学することになった・・・みたいな子なのかもしれません。

そんなに嫌だったら公立いけばいいじゃん、というのも残酷な話で、偏差値に関係なく中学受験は大変で頑張ってきたんだし、中学受験する子だというのはわざわざ言わなくても、クラスのみんなが知っていることだから、ダメでした、公立に入学しましたっていうのも辛いでしょう。

2月の入試から4月まで、多くの家庭では本人と、家族と、色々な葛藤があったのでしょう。「ご縁をいただいた学校が、いちばんの学校だよ」うん、そんなの綺麗事にしか聞こえないんでしょうね。

でも言わせて。2ヶ月の間に気持ちを切り替えて、前向きな気持ちで入学式に来た子がたくさんいるんですよ。ウチみたいに、この学校に合格してワクワクしながら入学式に臨んだ子もいる。そんな子たちの大事な大事な晴れ舞台の入学式を、憮然とした顔で台無しにしないでくれ

そして学校が始まってもそんな拗ねた態度で通学しないでくれ。

学校側も多くの生徒が第一志望としては来ていないことは、ずっと前から織り込み済みでしょうから、これからどのようにそういった子たちを導いてゆくのか、お手なみ拝見したいですね。

校長先生も、「お子様をしっかりお預かりして、この学校でよかったと、何年先でも思ってもらえるようにします」とおっしゃっていたので、期待しています。

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