藤岡 竜輔 / noisycroak

ゲーム音楽制作会社ノイジークロークの作家です。広島出身。大学では歴史学・文化人類学・言語学などやってました。楽器・歴史・言語・野球。Japanese game music composer.

藤岡 竜輔 / noisycroak

ゲーム音楽制作会社ノイジークロークの作家です。広島出身。大学では歴史学・文化人類学・言語学などやってました。楽器・歴史・言語・野球。Japanese game music composer.

    最近の記事

    #012 Le son continu(ル・ソン・コンティニュ)

    ご無沙汰しております。 前回投稿から随分空いてしまいました…今月からまたちょこちょこ書いていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いしますm(_ _)m さて、今回はLe son continu(ル・ソン・コンティニュ)というイベントについて少し紹介したいと思います。 毎年7月上旬~中旬にかけてフランスでは、パリから約300km南にある小さな町La Châtre(ラ・シャトル)という町でLe son continuというイベントがあります。最近はコロナの影響で開催されてい

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      • #011 楽器を触ることの重要性・実践編

        こんにちは。ノイジークローク藤岡です。 第7回の記事で言及した「楽器を触ることの重要性」の続編、というわけではないのですが、色々言っておいてその実践にあたる部分を示さずにおりましたので、今回はそれを実際にやってみることにしました。 今回は自分が所有している楽器を使って、私の大好きなガリシア音楽のバンド、Luar na lubreの"Ara solis"という曲をできる限り原曲を再現しカバーしてみようと思い、動画を制作しました。 その中で今回私は アコースティック/エレ

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        • #010 制作環境紹介

          こんにちは。ノイジークローク藤岡です。 年初からありがたいことに忙殺されておりまして、随分空いてしまいましたが、またぼちぼち書いていきたいと思います。 昨年2月から、弊社ノイジークロークでは全社員、テレワークに移行しており、私はこれを機に拠点を地元である広島県に移し、これまで1年2か月の間在宅勤務をしています。 元々インドア派の私にとっては在宅勤務というのはこれ以上ない環境ですが、それでもこれだけ外出が気軽にできない状況というのはなかなか厳しいですね。インドア派ではあり

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          • #009~世界の伝統音楽を聴く~ガリシア編

            こんにちは。ノイジークローク藤岡です。 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します! 第9回目の今回は、スペイン北西部・ガリシア地方の音楽について、紹介したいと思います。例によってApple Musicを埋め込みますので、気になったらぜひ聴いてみてくださいね。 1.ガリシアの音楽便宜上、"スペイン北西部"と記していますが、これは飽くまで現在の国家の枠組みの中において、ひとつの自治州であるからで、文化的にはこのガリシア州のみならず、スペインには実に多様、

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            #008 Private Studio International

            先日リットーミュージックさん刊行の音楽雑誌"Sound and Recording"2021年1月号にて、ノイジークロークの遠隔オーケストラレコーディングプロジェクトである"Private Studio Orchestra"(以下PSO)の特集が組まれました。その特集内で、私が主担当である派生プロジェクト"Private Studio International"(以下PSI)にも少し触れて頂きましたので、ぜひお手に取ってみてください。 今回はそのPSIについて、紙面では触

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            #007 楽器を「触る」ことの重要性

            こんにちは。 今回は、「楽器を触(さわ)ることの重要性」について、書いてみたいと思います。主に音楽制作をされている、あるいは興味のある方向け、にはなってしまいますが、ぜひ。 さて、現代では、私たちのような音楽作家は、基本的にPCを使い、DAWシーケンサーソフトや譜面制作ソフトといった、「音楽制作ソフト」で制作をしています。また、それらと一緒にバーチャルインストゥルメント、いわゆる「ソフト音源」を使うことで、最近では打ち込みだけでも生演奏に引けを取らないクオリティを再現でき

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            #006 普段何聴いてるの?~ジャズ/フュージョン編

            こんにちは。 先日、このnoteを読んでくれた知人が「語学と民族音楽の話しかしてない!」とか「それしか聴かないの?」と言われてしまい、確かにそうだな、と思ったのでちょっと今回は普段聴いている音楽を紹介したいと思います。 まず音楽ですが、割と何でも聴きます。(ポップスとEDMはあまり得意ではないのですが…) ただ、音楽制作を仕事にしていると普段からずっと何かを聴いている状態にあるわけで、仕事以外でどっかりと腰を据えて聴く機会はかなり減ってしまいました。 これはよくない。

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            #005 言語習得と音楽(中編)

            こんにちは。ちょっと時間が空きましたが、前々回の「言語習得と音楽」の続きです。前々回の記事にも書きましたが、このシリーズで書いていることは飽くまで僕自身の実体験と自論に基づいていますので、教育のプロの方からみるとめちゃくちゃなことかもしれませんが、何卒ご容赦ください。 3.まずはとにかく「リスニング」さて、「リスニング」から始めた方がいいということを前回書きました。 もちろん、リスニングが全てではありませんし、例えば中国語などのように、文字と音をセットでやった方がよい言語も

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            #004 伝統音楽から見える歴史

            こんにちは。 今回は前回記事の後編を書こうと思っていたのですが、なかなかまとまらず後編は次回とさせて頂きたいと思います。申し訳ありません。今回は、#002でお話した「音楽の歴史を辿るということ」を掘り下げ、今度は「歴史を音楽から見る」ということをテーマにしてみたいと思います。まず初めに、私が伝統音楽に興味を持つきっかけになったこと(#002でも触れていますが、そのもう少し前から)について、書いていきます。 1.きっかけは"大学の講義"連休の間、溜まりに溜まったCD-Rを整理

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            #003 言語習得と音楽(前編)

            こんにちは。ノイジークローク藤岡です。 今回は「言語習得と音楽の関係」について書いてみたいと思います。かなり長くなってしまったので、前後編に分けたいと思います。今回は前編です。 私はベネズエラ人のハーフということと、フランス留学していたということと、大学で言語学等を専攻していたこともあり、多少専門的な話も交えて話せる言語はそのうち4か国語くらいですが、計10か国語くらいはかじってきました。多分かなり言語に触れてきている方だと思うので、その目線から、言語習得に難しさを感じて

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            #002 世界の伝統音楽を聴く~ブルターニュ編

            こんにちは。ノイジークローク藤岡です。 第二回目の今回は、前回の記事で触れたフランス西部・ブルターニュ地方の音楽について、紹介したいと思います。その場で試聴して頂けるようにApple Musicを埋め込みますので、気になりましたらぜひ聴いてみてください。アフィリエイトはやってませんよ! 今後より、定期的に一つの地域を取り上げて様々な音楽を紹介していきたいと思います。とりわけ、私の畑である「民族音楽」についてのものが多く、なかなか初見ではとっつきにくいかもしれませんが、みな

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            #001 はじめまして

             はじめまして。ご覧頂きありがとうございます。ゲーム音楽制作会社ノイジークロークでゲーム音楽の作曲をしている藤岡竜輔と申します。  note連載企画「ノイズなアカデミー」記念すべき一回目ということで、何をお伝えしようかと考えていたのですが、やはりまずは自分という人間を知って頂きたいと思いますので、今回は簡単な自己紹介、音楽遍歴を書いてみたいと思います。  1982年、広島で生まれてすぐに両親が留学していたアメリカに渡り、1年ほどカリフォルニアに住みました。当然記憶にはあり

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