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受験勉強の学習計画で大切なこと

学習計画は気軽に始めることが大切

やり込もうとすると
どうしても
重くなりがちです。
できることからやってみましょう。

初めての学習計画

まずは
1週間の予定を作ってみましょう。
もちろん
受験に必要な科目を知らないと
無駄になってしまいますので
受験で必要な科目を
1教科だけ選び
学習する教材を決めましょう。
学校の課題でもいいですが
何か新しいテキストの方が
気持ちがいいです。
周りに聞いてみて
良さそうなのを
試しにやってみましょう。

予定を書き込む

まず時間と曜日をみて
ここならできそうだなとか
今日早速やってみようかなと感じたら
実際にスケジュールに書き込んでみます。
「ゆるい計画」にすることが
スタートにはいいのですが、
実際書いてみると
なんだかスカスカに感じてしまいます。
このスカスカが嫌で
他の教科も無理やり入れてしまいますが
それだとまず破綻するので、
学校の課題など
必要なことを書き込んだり、
普段やっていることを書き込みましょう。
たぶんスマホかな、とか
友達にラインしてるなとか、
ねことじゃれる、でもいいです。
気が済むまで色々書いてみましょう。
消せるペンで書いておけば
計画は修正できますから。

書いたことをやってみる

実際にやってみると
妙に時間がかかることがあったりします。
早く終わって余計なことをしてしまったり。
そんなふうに
実際にやってみて気づいたことは
同じページにメモしたり付箋つけたりして
記録しておきましょう。
次の週の計画作りの参考になります。

やった印をつける

計画して実行したら
マーカーやシールなどで
アクションを加えます。
うまく行ったら赤、
微妙なら黄色
全然だったなーは青
など決めておいて
次の計画にも生かしていきますが
やった!と思えることが肝心なので
自分なりに可愛くしていきましょう。

最初の目標は

計画の最初の目標は
『計画する習慣をつける』ということです。
なのである程度学習内容は
空洞化しててもいいです。
覚えていないとか
あまり理解してないことに
ヒステリックにならないように
ゆる〜く始めてみましょう
大切なのは
書き出していく、ということです。

慣れてきたら

メモを見直して
改善点を見つけて
どんどん良くしていきましょう。
改善のポイントは
”減らす”ということです。
例えば
1時間でできたものを15分に減らしたり
同じことを2回してたところを1つにしたり、
あちこち移動してたのを1ヶ所にまとめたりします。
別の教科を追加するときは
先に減らしてやるようにすると
自分への負担が少なくて済みます。
ここを減らしてみようかな、と
気軽にやってみましょう。
減らせなければべつに
無理に減らすことはありません。

楽しくても疲れる

学習が捗ると
なんだか嬉しくなります。
テンションが上がってどんどん
課題が消化されるので
同じペースで行けそうな気になりますが、
実は脳もペンを持つ手も
座ってる姿勢も疲れます。
だから、
必ず休憩を確保してください
休憩することで
次の学習の効果が高まり
記憶が浸透するのに役立ちます。
大事なのでもう一度言います。
必ず休憩を確保してください。
がんばってるのに効果が出ないのは
もったいないです。
では、休憩とは何をすればいいのでしょうか。

休憩の仕方

power nap というのが
シリコンバレーで一時期流行っていました。
要するに仮眠やお昼寝のことです。
普段6時間かけて行う睡眠は
主に身体的回復をはかります。
一方、電車や授業中のうたた寝や
朝の二度寝は脳を休ませてくれます。
頭を使う人ほど
この後者の休息を大事にします。
クッションにうつ伏せでもいいですし
床にゴロンでもいいので
目を閉じて
頭全体の力をできるだけ緩めて
鼻で呼吸し
脳内の二酸化炭素を
全部出してしまいましょう。
時間は5分〜15分、
タイマーを掛けましょう。
眠る必要はないので
目を閉じて呼吸に集中しましょう。
小さな夢にトリップできればベストです。

学習時間の目安

基本的には
60分単位で決めましょう。
60分丸々学習するのではなく、
30分勉強
15分休憩
残りは次の準備と予定の確認
これで60分くらい
でやってみましょう。
90分単位でやる場合は
60分学習
15分休憩
15分準備と調整・記録の時間でいいでしょう、
ここはやってみての判断になります。

目的と目標

学習計画を進めるにあたり
序盤の目的は
知識の定着ですが
目標は”計画実行の習慣”を身につけることです。
そのために
日々のポイントとして効果的なのが
達成ごとのアクションです。
上記したように
計画を実行したら
シールやマーカーなどで
マルしたりして
達成感を味わいましょう。
当面はその達成感を感じるために
学習してみましょう。

時間内に学習が収まらなかったとき

学校の課題の場合は締め切りがあるので
仕方なく延長しなければいけません。
その場合は計画を無視して
進めましょう。
一方自分で選んだテキストの場合は
あえて中途半端なところでやめましょう。
逆にその方が
次回、前回のことを思い出すきっかけになるので
効果が出ます。

時間内に終わらなかったら
そのまま中途半端なところで終わらせて
計画の修正に時間を使ってください。

繰り返し学習をするとき

単語や用語は
数多く触れることがとても重要ですが
例えば10回やるものがあるとしたら
1、2、3、とするのではなく
10、9、8…のようにカウントダウンにしていきましょう。
受験では
知識が増えていくことは
実は負担になっていきます。
知識は必ず圧縮や集約が必要になります。
そうした観点から
成果でさえも増えることより
課題が終わっていく
つまり減っていく方が
心理的には快適になっていきます。
つねに減らしてみようと
考えていきましょう。

何もしない日を作る

計画を進めていくと
必ずズレが出ます。
ストレスもたまります。
だから、あえて何も予定しない日を確保しましょう。
友達と遊ぶとか家族との時間などではなく、
なーんにもしなくていい時間を作っておいて
その時思いついたことができるようにしておくことが
計画の柔軟性を保ってくれます。
もちろんそこに学習を入れてもいいわけです。

学習計画をしなくなるとき

計画のパターンが決まってきたら
ある時期計画なくても
頭の中で組み立てられる時期が来ます。
そのときは
やったことの記録だけつけておき
学習することに集中しましょう。
いずれまた
計画にもどってきますから
続けておくことが大切です。

学習計画が当たり前になると

学習計画のサイクルを回していくと
計画実行改善が当たり前になてきます。
そんなときふと気づくはずです。
英文も、古文も、
生物も、化学も、
ちゃんと分析できている自分に気づいてしまいます。
学習計画ができる人は
分析力が高くなります。
計画そのものの効果に加えて
分析力がアップすることで
読解力も向上します。
この二つ相乗効果が
学習計画をしていく真の狙いです。

受験を通して

受験を通して
様々なことに出会います。
ただしその多くは
苦しく悩ましいことです。
うまくいかない、
できるはずのものができない。
覚えたのに忘れてしまった。
つらいことばかりかも。
でもそんな時にはこう考えてください。

感じたことすべてが経験。
これもきっと
いい思い出になる。
だから私はすべての感情を
余すことなく1つ1つ
感じ尽くそう。

さあ、
まずは手帳に
明日の予定を
書いてみましょう。

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