【コラム】クラウド・シップ デザインのあれこれ
弊社NBCコンサルタンツでは2020年6月にクラウド人事評価「クラウド・シップ」をリリースしました。
このサービスの名前の由来は下記の記事でご紹介しておりますが、今回はクラウド・シップのロゴやデザインにまつわるコラム記事です。
このnoteのプロフィール写真は、船の舵をモチーフにしたクラウド・シップのロゴです。下図のように「クラウド人事評価で5つのSHIPを実現する」というコンセプトのもと名前を決め、経営を航海に例えてクラウド・シップをどのようにして活用してもらいたいか、アナロジーでお伝えしています。
クラウド人事評価のログイン画面や、プロモーションでもロゴがあると分かりやすいと思ったのと、開発の初期段階でロゴなどを決めると、企画・開発に携わるメンバーや外部パートナーのプロジェクトに対するロイヤリティも変わるかな?と思い、企画が立ち上がった約2か月後の2018年10月下旬には考案し下記の船の舵から着想したデザインとなりました。
経営を航海に例え、名称もクラウド・シップなので
海に関するものにしようという考えと
横浜や神戸などの港町はネイビー、赤、白を多用したものが多いので、色もその三色にすることは考えていました。
最初は船そのものににするか?
船の帆にするか?
コンパスや地図にするか?
など考えたり、私は横浜市在住などで週末に家族と出かけては、みなとみらいや山下公園やら、はたまた百貨店の中にある横浜のお土産コーナーやら、元町中華街の近くにある石川町当たりの横浜老舗のお店を歩き回って、何かヒントになるものはないかな?と思っていました。
不思議なもので「何かないかな?」と意識して歩いていてもピンとこなかったわけですが、休日に近所を散歩していたら
ムムムっ何となく気になる!思わずスマホでカシャッと。
経営の舵取りに役立つクラウド人事評価!なんかいいかも!
ということで、家に帰って早速、iPadに描き描き・・・なんかクラウド・シップのCSとか、NBCコンサルタンツのNBCとか、ロゴの中に隠しておきたいなぁ・・・描き描き描き・・・
余談になりますが、iPad Airのファーストモデル、iPadProの12インチモデルと使ってきましたが、私のスキマ時間を活用する必須アイテムですね。
常にビジネスバッグに忍ばせ、ひらめきを書き留めたり、NEWSPICKSや日経Xトレンドの有料会員ですが放っておくと見なくなるので、通勤時間にチェックしてpickやクリップしておいて時間があるときに読んだり、電子書籍を読んだり、noteを書いたり、もう7年以上肌身から離せない存在になってます。
これまた余談の枝葉ですが、noteを書くようになってsmartkeyboardを買いましたが、意外と電車の中では落ちそうになるのでかかとを上げて膝を高くして座り、タイピングの時もキーボードの幅がPCより狭いので、安定させるには意外と肘を張って私は打鍵するので、両隣に座っている人から、鬱陶しそうな冷たい目をされがちです・・・
さて本題に戻りますが、通常のコンサルティングやオフィスでの仕事を終えて、帰りの電車の中でこんなの描いたり、サブスクのモデルを考えたり、アップセルやクロスセルをどうするかとか、新しいサービスを考えたり、作ったり、生み出したり・・・企画・開発に携わっていた2年くらい前、楽しかったなぁ・・・
実際作り出したらオペレーションの流れや、表示、結果表示など、はたまた納期と予算と実装範囲など選択・判断・決断の連続、やむなく機能をあきらめたり、それはそれで開発会社さんとやり取りしながら、出来上がっていく工程の生みの苦しみも楽しかったかな?
デザインでいうと、ログイン画面を考えていた時も、ロゴの時と同じように日常で目にする情報が役立ちました。
下図はクラウド・シップの人事責任者がログインするアドミストレータ用の画面です。
雪の結晶のようなデザインパターンですが、これ雪ではないんです。
本当はもっと細かなパターンだったのですが、可視性とログイン画面がうるさ過ぎないようにとのことで、少しデザイン変更をしての採用です。
クラウド・シップなので海、船、航海、クルージングに関する絵や写真を検討して、何パターンか開発会社のデザイナーさんにも案を作って頂きました。女性のデザイナーさんでどれも可愛らしいのですが、弊社の企画部門や当プロジェクトのサポートをしてもらった執行役員から、なかなかゴーサインは出ず・・・。私自身も消去法で決めるのも嫌だったので、開発会社さんには「検討中」と言いながら、1~2週間放置状態を続けていました。
ふと出社前に朝の情報番組を見ていると、マレーシア旅行と、現地のコーディネーターの方がお勧めのインスタ映えスポットを紹介していました。
何気なく耳を傾けながら身支度をしていると、あるモスクが紹介されました。寺社仏閣の建築物を見るのが好きなので、ふっと目をやると・・・
真っ白な柱やドームを支えるアーチ形の梁
そして幾何学模様の格子戸
それらの影が飾り気のない大理石の床に映り、影が織りなす素晴らしい空間が飛び込んできました。
心を奪われたのはイスラム模様のブルータイルで装飾された壁でした。
六角形のタイルと、三角形のタイルを組み合わせた六芒星のデザインで
六芒星の真ん中の六角タイルのベースは白く、中心には鮮やかなブルーで唐草模様のような絵が描かれ
その周りの三角タイルは藍色に近いブルー一色
陶器独特の光沢が、白と青のコントラストをひときわ鮮やかに引き立てていました。
↓↓↓ 私の拙い表現より、見て頂くのが一番早いですね ↓↓↓
「カッケーーーー!!!」
出勤途中の電車の中でPCを開き、エクセルの図形描画でひたすらトライアングルとヘキサゴンを組み合わせて、コピペコピペコピペを繰り返し・・・
先ほどのログイン画面の原型となるものをつくって、企画部門や執行役員に案を通して・・・
なんか折角自分で考えて作っても、ちょっとした手直しされるだけでもイラっとくるのは何なんでしょう・・・。そこはデザインのプロではないからと、自分を言い聞かせ・・・アドラーの課題の分離ですね!
企画部門の意見を聞き、開発会社のデザイナーさんに提出し・・・いくつかまた案を作ってもらうも・・・
こちらが採用したい案だから最初に持ってきて、その他どうでもいい案を2つ一応準備してその順番で送ると
なぜかデザイナーさんはその他2つの案をブラッシュアップして、「こちらは如何でしょうか?」・・・まじか
忖度してよとチャットで根回しして、なんとかログイン画面が落ち着く・・・。利害関係者が多いと大変ですね。
いつも文章を書くときは、何を伝えたいのか木の幹と、枝をマインドマップでまとめて書き始めるのですが、今回はノープランでとりあえずクラウド・シップの裏も少し知ってもらおう程度に書き始めたので、特に何の教訓にも、一般論化された開発時の注意点など、何にも記事には含まれてません。
ましてや話のヤマもオチもない・・・コラム的なものを書くのは苦手です。
そんなスッタモンダが詰まったクラウド・シップです。
どうぞお見知りおきを。
気になられた方は、毎月第二木曜日にクラウド・シップ リリース説明会をオンラインで私が講師で開催しておりますので、お気軽にご参加ください。クラウド・シップで海が関係するのに開催日は水曜ではなく木曜日・・・・乗り上げる気しかしない。
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