<名言風シリーズ50> 若気を労わる
【解説】
大盛りのカップ焼きそばに、しょっぱいパンと、あまいパン
メン、パン、パン
炭水化物の過剰摂取。
ひどい昼飯だ。
いい大人がするチョイスではない。
学生かっ!
と、1人でつっこみつつも、
大学時代を思い出しながら、レジに並ぶ。
学食もあったけど、
いまいち美味しくないし、ちょっと割高だったし、
サークルか部活かわかんないけど、
席もなんとなく決まってるぽかったのもあって
あと、お金もなかったしで
購買で、カップ麺とおにぎりorパンを買って
テラスのお気に入りのベンチで4、5人の友人たちと
昼食を取るのが定番だった。
中には強者がいて、
カップラーメンの後に、カップ焼きそばを食べる友人もいた。
それも1度や2度ではなく。
ラーメンと焼きそばだから、全く別物らしい。
確かにそうだけど、そういうことじゃないんじゃないって思ってた。
いかついぜ。
あのベンチの色とか、テラスのガラス張りの感じとか
思い出してきた。
そういえば、さっきのダブルメンの彼は
新品のジーパンの味を出すために、
ファッションに興味のない友人に毎日履かせてるとか言っていたな。
いいアイデアかもしれないけど、それだとさぁって思ってた。
いかついぜ。
やっぱり食べ過ぎた。
大盛りにする必要もなかったし、パンも1個で十分だった。
だったら、残せばよかったが、完食した。
もったいないから残さなかったのではなく、
きっと、思い出を最後まで味わいたかったからだろう。
というのは、
完全ある後付けである。
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