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NILO Bossa Trio凱旋帰国ライブ@西新宿ガルバホールを鑑賞

9月26日(月)の夜は、西新宿の「ガルバホール」で催された、NILO Bossa Trioの凱旋帰国ライブを鑑賞しました。

普段はドイツで活動されている、ボサノヴァ&マルチミュージック&ギター弾き語りシンガーのNILOさんと、

カレー大好きのマルチジャンル・ベーシストの菊ちゃんこと、菊田茂伸さんと、

パンデイロをはじめとするブラジリアン・パーカショニストのRINDA☆ESTRELAさんのトリオに、

NILOさんと同郷の札幌から急遽駆け付けた、超絶技巧ピアニストの田中K助さんが加わったライブを堪能させていただきました。

コロナ禍前まではチームワーク抜群だったこのトリオも、これまでは3人で集まるのもなかなか難しく、2020年に企画されていたライブが延期され、この度、約4年振りの開催となったそうです。

リモートでは、楽曲づくりで共演されていたそうで、そのブランクを全く感じさせない、素晴らしいグルーヴ感溢れる歌と演奏を披露されたのはさすがでしたね✨

ガルバホールの雰囲気もサイコーで、NILOさんと菊田さんは、かつて、ここは老舗の中華料理店でありながら、フルサイズのベーゼンドルファーが置かれていた、「白龍」という大変ユニークなお店で、お二人も別々に出演されたことがあったとのことです。

店内は、その当時の、アントニオ・ガウディのデザインを彷彿とさせる森の中の木々を模した柱の意匠やステイングラスに、敬虔なカソリック教会を想起させるオブジェがここかしこに残されていて、さらには、サグラダ・ファミリア教会のミニチュアまでもが人知れず飾られていて、往時の雰囲気を偲ばせていました。

「白龍」は、その後は、サロンコンサートが開催できる専用ホールに生まれ変わったとのことでしたが、ベーゼンドルファーは、そのまま本格的なホールコンサートができるフルサイズのピアノとして残され、それを田中K助さんが、水を得た魚のように縦横無尽に弾きこなしておられたのが印象的でしたね。

ドイツから凱旋帰国されたNILOさんは、旅の疲れも見せずに、声量豊かに、いわば、球速160キロ超えのヴォーカルを熱唱して披露されていました。

カレー好きが昂じて、カレー番長の異名を取る菊田茂伸さんも、愛用のウッドベースをガッツリホールディングして、特にハイポジションの運指と、エモーショナルなアルコ=弓捌きを魅せていました。

そして、パンデイロという、ブラジル音楽ならではのパーカッションを中心に、その妙技を遺憾なく披露されたRINDA☆さんは、会場に詰め掛けた、パンデイロワークショップの生徒さんを含むオーディエンスに対して、ブラジリアン・パーカッションの響きを会場全体に行き渡らせ、ヤンヤの喝采を浴びていました。

なお、この日は、ちょうどRINDA☆ESTRELAさんの誕生日の前日に当たり、第二部の冒頭では、バースデーソング&ケーキのプレゼントが、本人に対して秘密裡のままサプライズ演出で挙行されたことをご報告しておきます。

RINDA☆ESTRELA先生、お誕生日おめでとうございます🎉

たくさんのお誕生日の投稿、メッセージありがとうございます(^^) NILO BOSSA...

Posted by Rinda Estrela on Wednesday, September 27, 2023

さて、このトリオは、大評判となったライブの成功の勢いを駆って、これからは、仙台、盛岡、新潟のツアーに出るとのことでしたので、各地でこのトリオに豪華ゲストミュージシャンが加わった歌と演奏に触れるお客様は、初体験の方々もどんどん増えるでしょうから、さらに盛り上がるのではないかと思います。

NILO Bossa Trioの
凱旋帰国ツアーの
フライヤーです。
トリオを中心に、
各地で豪華ゲスト
ミュージシャンが
加わって、
大好評のライブを
展開される
とのことですので、
奮ってご参加くださいね✨♥


さて、今回、音に集中し過ぎてしまい写真をいっさい撮らずに済ませてしまうという失態を演じてしまったので、今回は、ライブやパンデイロワークショップでご一緒させていただいている、秀島さんのレポートとお写真

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=6563814580367563&id=100002172584772

をシェアさせていただくことでご容赦いただければ幸いです。

この場をお借りして、秀島さんに御礼申しあげます。

ありがとうございました🙇

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