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ねこの歴史超ざっくりまとめてみた話

高卒ハタチは生まれて間もない頃からねこと一緒に暮らして来た。
しばらく会えないととても寂しい気持ちになる。

人をひきつけるには十分すぎる魅力を備えている彼ら。近年の研究では、ねこという生き物は、自らを家畜化したと言われている。

犬と同様に、共生するために生まれてきたと言っても間違いではないのである。

今日はそんな彼らについて調べたことをまとめていく。

歴史

ねこと人間の共生関係は、紀元前8000年前まで遡る。エジプトは、ティグリス、ユーフラテス川に囲われた「肥沃な三日月地帯」周辺に住み着いた人間がネズミを対峙する目的で家畜にしたことが始まりとされる。

ねこはミイラにされ、捧げ物として棺に収められることもあったとか。

紀元前1500年ごろには地中海や旧世界へと生息圏を広げていったそうな。

中世絵画には頻繁に猫の姿を見ることができる。どれも微妙な絵柄の物が多いが、味わい深いものがあるのもまた事実だ。

近世で有名な話といえば、船乗りに幸運の象徴として同行したり、
戦争時に従軍したり、宇宙に打ち上げられたりと、人間との関係は多岐にわたる。

特に上記の猫たちを待っていた運命は悲運なものが多い。

歴史上初めて衛星軌道上へ到達した生き物はソビエトのライカというイヌで、1957年のことである。
その後1961年にアメリカよりチンパンジーのハム、1962年に、フランスからフェリセットという猫が打ち上げられることになる。

フェリセットは無事に地球へ帰還したものの、その三ヶ月後、脳を解剖するために安楽死を強いられてしまう。

↑フェリセットが宇宙から帰還した際の新聞記事

日本での歴史

日本で最も古い愛玩動物としての猫に関する文献は寛平御記(889年)とされる。

また、家畜としての用途は限定され始め、愛玩動物として確固たる地位を確立していくとともに、諺や絵巻物と言った文化へも影響を与えていくことになる。

稀代の猫好きとして知られる浮世絵師、歌川国芳の
『其のまま地口 猫飼好五十三疋』は有名である。

wikipediaより引用

近年の動向

現在の猫の飼育数についても触れていこうと思う。
国内では953万匹が飼育されているという。犬と比べると100
万近い差があるのだとか。

飼った経験のある方ならわかるかもしれないが、猫はとにかく手がかからない。
世話はトイレの掃除とえさやり。散歩の必要はない。
何より生活に寄り添っていてくれるため、ものすごく愛着が湧くのである。

僕の実家では現在5匹の猫が暮らしている。

毎日と言っていいほど、母は写真を送信してくれる。
猫は偉大である。

猫にもできる共生関係を、僕自身が確立できていないことにモヤモヤしつつ、猫からも多くを学ぶことができるのだと実感する。

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