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「軸足と利き足」
この頃、息子の遊びのリクエストに「パパ、一緒にサッカーしよう!」が増えました。
最初は親のエゴではじめさせたサッカーでした。
サッカー教室に通わせてもあまりモチベーションが高くなかった息子です。
数ヶ月前、子供達のサッカー教室に親が一緒に参加する機会がありました。
いつもどんな練習をしているのかを体験できたのです。
学生時代、少しサッカーをかじっていたとはいえ30年前の話です。
ミニゲームをすれば短時間で息を切らしている自分がいました。
必死で喰らいつくことがやっとでしたが、ネット裏から息子の声
「パパ、頑張って!!」
燃えました!!
結果
翌日、筋肉痛です。
でも、帰りがけにサッカー教室の先生から
「お父さん、一人だけ動き違いましたね!(息子に)パパに教えてもらったらバッチリだよ!」
どうやら、この後から息子のモチベーションが上がったようです。
ありがたいことにモデリング(模倣)をしてくれるようになりました。
言葉でどんなに「サッカー楽しいから行っておいで!」と言うよりも、後ろ姿で見せることは大事なのだと改めて感じました。
さて、この週末息子とサッカーをしていましたら、軸足の親指を捻挫してしまいました。
当たり前ですが、利き足の方が器用に動かせます。
でも、軸足が怪我をして力の入れ方のバランスを崩すと上手に歩けないのです。
これって生き方にも精通していると思うのです。
どこに軸を置いて生きているのか?を知ることがまず大切です。
このことを私達は「自核(自分の核)」と読んでいます。
「常に自分がどういう状態だと幸せを感じられるか!?」を表すものでもあります。
自核が見つかるだけでも人生に迷いがなくなります。
軸足とはまさに土台です。軸足がしっかりしてれば安定します。
でも、ここに「何をしていけば自核を満たし続けることができるのか?」が分かれば、到達する未来は変わっていきます。
もう少し噛み砕くと、「自分が心から願う幸せな姿(自核)」に「何をすれば」近づいていけるのか?です。
この「何をすれば」は、世の中の情報や知識を探求することではなく、すでに自分の中にある成功体験が鍵であると考えています。
つまり、自分の得意な事、すでにやって退けた事、やれる事です。
これが利き足のような役割だと思うのです。
また自核は生きる指針のようなもので、航海における羅針盤の役割でもあります。
とても重要で必要不可欠とも言えます。
しかしながら、船は羅針盤だけでは航海することはできません。
動力が必要です。
この動力もどんな特性があるかが個々に違います。
スピードを出すことが得意なのか?
荒波にも負けないパワーが特徴なのか?
長時間、起動し続ける能力が高いのか?
つまり、羅針盤で向かいたい方向を常に目指し、動力の特性を活かした航海をすることが目的地に到達するために必要です。
どちらかだけでは、航路が途中で断たれてしまうでしょう。
軸足と利き足も両方があって、進みたい道を歩いていけるのです。
あなたは人生の軸足を見つけていますか?
そして、あなたを幸せに導く利き足を理解していますか?
その二つは、自分の外側ではなくあなたの中にあります。
自分を信じて自分の中の価値を見つけてください!
それが自分の人生を愛することに繋がります。
今日も自分を愛してください。
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