NAYUTA:東京電脳R

Three Beliefs, Three Paths. Which one will …

NAYUTA:東京電脳R

Three Beliefs, Three Paths. Which one will you believe in?

最近の記事

#1 希望の崩落

ここはAIを中心とした最新テクノロジーによって高度に発展を遂げた未来都市・東京。高層ビルが立ち並び、光があふれる街並みが広がっている。 自動化された交通手段や、街中に配置されている人型ロボット、人間と共に生活するアンドロイドなど、文明が栄華を極めていた。豊かなこの場所に住む人々は、思い思いの装いに身を包んでいた。自らの主義や主張を存分に主張し、人生を謳歌しているようだった。 そんな未来都市の中心地から少し離れた場所にある9F建ての雑居ビルの屋上に、一人の女の子が立ってい

    • #0 立ち上がる意志

      広い部屋の中央には、無数のモニターと椅子が置かれているだけだった。NAYUTAは、冷たい無機質な床に胡座をかいて、モニター上に揺らめく実体のないデータの集合体を見つめていた。 彼女が何を思っていたのか、僕には想像に難くなかった。なぜなら、誰よりも彼女を信じてここまで辿り着いた僕自身も、絶望の淵に立たされていたのだから。 しかし、僕たちは目の前の景色に愕然としていた。僕が落ち込む中、NAYUTAは落ち着いた様子でモニターを見ていた。 「あのさNAYUTA、僕たちがやってき

      • 「それでも僕たちはあきらめない!NAYUTAはここからが本番!」

        ・ミントの振り返り まずは、ミントして頂いた皆さん、NAYUTAをサポートして頂いている皆さん、本当にありがとうございました。6,000枚準備したコレクション、結果ミントしたのは3,050枚。一定の成果は得られたものの、必ずしも望んだ結果ではなかったのは事実です。何よりも、Steak Ninja Boyさんに申し訳ない気持ちで一杯です。振り返ると、悔やまれるポイントはいくつかあります。ジェネラティブ生成のコード開発が遅れて延期してしまいコミュニティ(特にComposites

        • Main Collection Mint後の展開

          *この投稿は、以前 NAYUTAのDiscordに投稿されたものです。 まず、**「NAYUTA:東京電脳Rがやりたいこと」**は、以下の3つと定義します。 1. Steak Ninja Boyの世界観を表現し、その世界観に浸れるコンテンツを提供していく 2. web3/Blockchainの力を活用したビジネスモデルを構築していく 3. 上記を通じて、ホルダーを中心としたファンコミュニティが楽しめる場を創っていく これらは、おそらく今後も変わることない目的であり、これら

        #1 希望の崩落

          世界観#8(終) - 3人の主人公

          NAYUTAの物語は、それぞれ異なる思想を持つ3人の視点を通して伝えられる。 Punks - NAYUTA Eyes - CRAUNE Bows - SYUYU 交わるはずがなかった3人の人生が、ある事件をきっかけに交錯し始め、この世界の核心に迫っていく。。。

          世界観#8(終) - 3人の主人公

          世界観#7 - Punks

          忘れてはいけない。目に見えるものが全てではないのだ。 オカモト財閥によってスマートシティへと変貌を遂げた東京。 人間の叡智が詰まったこの街の中にも、最先端技術が行き届いていないエリアが存在する。 かつて多くの人を郊外まで運んでいた地下鉄の入口。封鎖されて長らく経ったシャッターを上げてしばらく行くと、そこには無機質な地下の世界が広がる。 線路沿いに歩みを進めると徐々に明るさが増していき、辿り着くのはおよそ現代の東京とは思えない街並みだった。 古びた家屋、修理の跡があ

          世界観#7 - Punks

          世界観#6 - Bows

          技術革新により生活がみるみる変化している現代。 時代の波を乗りこなし、その恩恵を一身に受ける人々がいる一方で、変化の早さに追いつかず、物理的にも精神的にも不安定な状態に陥る人が、見逃せない程に存在した。 どれだけ技術が進み、文明が前に進もうと、人々には心の拠り所が必要である。 そう、宗教は救いだ。 世界統一政府統治下においても、信教の自由は当然認められていた。 SATOJIは、急激な変化に耐えられない人たちをサポートする存在として、宗教が重要であることを早々と理解した

          世界観#6 - Bows

          世界観#5 - Eyes

          人間は弱い生き物である。 権力を手にした人は、自身の独占欲を制御できなくなり、利己的な行動を取るようになる。 それは周囲に伝播していき、広く腐敗が蔓延することで体制は崩壊してきた。 ここは東京。 世界一の時価総額を誇るオカモト財閥のお膝元であり、全権力が集中する中枢だ。 権力の集中過多による悪影響を危惧し、オカモト財閥や世界統一政府による”平和な統治”は長く続かない、と唱える政治学者たちは少なくなかった。 しかし、この街に生きる人たちは、腐ることなくとても真っ直ぐだっ

          世界観#5 - Eyes

          世界観#4:世界一企業、オカモト財閥

          202X年。目まぐるしく変化が訪れるこの時代に、一人の男が大志を抱き立ち上がった。 そう、SATOJI OKAMOTOだ。 元々大企業でエンジニアとして働いていたSATOJIは、一念発起し、会社を立ち上げる。 後のオカモト・ロボティクスだ。 小さなガレージベンチャーではあったが、その技術力は評価され巷で注目を浴びた。しかし、既得権益が蔓延る大手の圧力もあり、大きな波には乗れず細々と生計を立てながら技術開発に勤しんでいた。 時は流れ、204X年。そんなSATOJIの会社に

          世界観#4:世界一企業、オカモト財閥

          世界観#3: 世界政府が描くユートピア

          混沌とした世界に平和を取り戻すべく設立された世界統一政府。 最初に着手した政策は、世界統一軍を配備して各地で暗躍するゲリラ集団を殲滅することだった。 世界統一政府と各国情報機関の連携は大きな威力を発揮し、長きに渡ったゲリラ・テロ集団による戦乱の時代に幕が降りたのだった。 そしてSATOJI OKAMOTOは、自信が描くユートピアに向けて、様々な政策を実施することになる。以下、抜粋例。 「世界共通番号制度」を導入し、世界中の人類に固有の番号を割り当て、あらゆる社会活動や

          世界観#3: 世界政府が描くユートピア

          世界観 #2 - 「世界統一政府、初代大統領」

          「世界平和の実現」を掲げるオカモト財閥の会長、SATOJI。 あまりに衝撃的な事件、人々がショックから身体が固まっている中、そのSATOJIの対応の初動は目を見張る速さだった。 自社製のアンドロイドやロボットを駆使した、瓦礫の下敷きとなった人々の救出活動。 体の一部を失い生命の危機に瀕した人々への、人口臓器や義体の提供。 倒壊した街の復旧作業や、衣食住の確保、医療の提供。 これら全てを、SATOJIをはじめとしたオカモト財閥は並はずれた財力、技術力、行動力、そして判断力

          世界観 #2 - 「世界統一政府、初代大統領」

          世界観#1 - 「救世主現る」

          “人の歴史とは、即ち戦争の歴史である” 各人が掲げる正義の名の下に、争い、殺し合い、奪い合ってきた凄惨な人類の歴史。 権力の所在や様相が如何に遷移し、技術が進歩しようとも、人間の本質は変わらなかった。 自律分散を掲げ、行き過ぎた個人主義と共に民中は暴徒と化す。 体制へ石を投げるゲリラ・テロ集団が世界中に蔓延る暗黒の時代が訪れた。 世界各地で争いが絶えず混迷を極める中でも、人々は希望を失わず、。 命からがら傷つく隣人を助け、明日を生きんとした。 しかし、人々の心にある平和

          世界観#1 - 「救世主現る」

          コミュニティの口コミによる拡散しか、勝たん

          ※本まとめは、NAYUTA:東京電脳RのDiscordにて発信した、コミュニティディスカッションまとめを再掲したものです。 皆さん、今回も#laboratoryにて、たくさんのコメントを寄せて頂きまして、誠にありがとうございました。何よりも嬉しかったのは、このDiscussionを実施している間に、yudaiさんのツイートやCompositesの皆さんの招待によってコミュニティメンバー数が3倍程になったにも関わらず、皆さんのコメントの質が依然として高かったこと。これも一重に

          コミュニティの口コミによる拡散しか、勝たん

          Phase 1 Kick-off Event まとめ

          皆さん、Phase 1 Kick-off Eventに参加頂きまして、誠にありがとうございました。1,800人に満たないDiscordの中で、550人以上の方にジョイン頂き、皆さんの期待度を改めて認識できる良い機会となりました。 イベントですが、参加出来なかった方もいらっしゃったので、以下の通り、重要なポイントだけを簡潔にまとめます。イベントで使った資料も、下部に添付しておきますので、是非ご参照ください。 Phase 1 Kick-off Eventまとめ ・Phase

          Phase 1 Kick-off Event まとめ

          4 End/ 「web3、個に求められること」

          ※本まとめは、NAYUTA:東京電脳RのDiscordにて発信した、連載を再掲したものです。 「NFT事業 ⇄ IP/コンテンツ事業」フェーズを推し進めていく上で、今後、前のめりに事業の話をする機会は減ってくると思います。本連載が終わる前に、前回言及した2つの事業について、もう少し言及していきます。 まず、どちらの事業も根幹になるものは、Steak Ninja Boy のクリエイションであるということ。事業を営むのは、Steak Ninja Boyが継続して何かを産み出す

          4 End/ 「web3、個に求められること」

          3/「DAO、そしてプロジェクトの運営について」

          ※本まとめは、NAYUTA:東京電脳RのDiscordにて発信した、連載を再掲したものです。 DAO = Decentralized Autonomous Organization。日本語で直訳すると分散型自律組織。web3の普及と共に脚光を浴びている言葉であり概念です。ブロックチェーン上で様々な人々が協力して管理・運営される組織を指しており、ガバナンストークンの保有者が、組織運営に対する提案や意思決定に関わる投票をしながら、保有者間で意思決定していくのが特徴です。組織の運

          3/「DAO、そしてプロジェクトの運営について」