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阿武ノーマルシティたび 島根県編

名残惜しい気持ちでいっぱいですが、4日間お世話になった達美さんと千鶴子さんとお別れをして島根県に出発です。次は知り合いの方の紹介で、島根県益田市に住む方のご自宅にお邪魔します。4人家族の田舎暮らしを体験させてもらえるとのことなので楽しみです。

益田市の中心地からは少し離れたところに住まれています。古民家の素材を活かしながら、暖炉を入れるなどオシャレにリノベーションされていて、雑誌に載っているような素敵すぎるお家です。

近くにはtele-glueというコミュニティスペース兼カフェや小学校と中学校があります。保育園も数件あって、羽釜でご飯を炊いて近所のお爺ちゃんと食べるなど、のびのびと子育てが出来る環境も整っているそうです。

初詣に津和野に行くそうなので、一緒に連れて行ってくれることになりました。その前にまずは伝統芸能の石見神楽を観劇しに寄り道。石見神楽は新年だけでなく1年を通してあらゆる行事の時に披露されており、日常生活の近くにあります。怖くて泣いている子もいましたが、家族揃って食い入るように見ていたのが印象に残っています。手作りの煌びやかな衣装と響き渡る太鼓や笛の音が、新春を運んできてくれたように感じました。

迫力ある神楽を見た後は、津和野の太皷谷稲成神社にお参りへ。坂道の途中にある鳥居をくぐってさらに登ると本殿が見えてきます。島根県をはじめ近隣の県から来た多くの人で賑わっています。

みんな大吉を引くことができました。

運が良ければ近くを走るSLも見ることができます。近くで売っていた熱々の焼き芋とおススメのお団子屋さんで腹ごなし。写真がなくて紹介できませんが、ほくほくのお芋は甘くてジューシー、駅の近くにあるお団子屋さんはもっちりしていて普段食べているお団子とは違っていました。

津和野から益田市へ帰る途中、スーパー「キヌヤ」に寄って晩御飯の買い出しです。

地元愛が溢れていることで有名なきぬやは、地域密着で地のものを多く取り扱っています。観光ツアーのプランにも入っているんだとか。

吊るし柿がそのままの姿で売られています。

クラフトビールもあります。家の近くにスーパーはないですが、町に仕事に行っていれば立ち寄ってから帰るので不便は感じていないそうです。

帰宅してからはみんなで一緒に晩御飯。特製の豚大根鍋とおからサラダ。名物のピリッと辛い「あかてん」はマヨ七味で。ご夫婦と子どもたちと囲む食卓は、昨日までとは違った温かさと賑やかさです。どんな暮らし方をしているのか、子育てのしやすさなどのリアルな意見を聞くことが出来ました。人生相談にも乗って下さりありがたかったです。なにより子供たちが可愛くてずっと癒されっぱなしでした。2人とも人見知りしないで遊んでくれたのは、田舎暮らしのならではの人同士の近さからなのかもしれません。都会の良さもたくさんありますが、田舎の良さと家族の良さを知れた1日になりました。

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