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読書記録【酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす】

こんにちは。まりんです。
読書と映画と旅好きの少女です。

今回は短編集の小説を紹介したいと思います。
題名がとても魅力的な作品です。

今回は酒村ゆっけ、の小説『酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす』を紹介したいと思います。

酒村ゆっけ、『酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす』の概要


・著書:『酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす』
・著者 :酒村 ゆっけ、
・定価: 1,430円(本体1,300円+税)
・発売日:2021年08月30日
・出版社:KADOKAWA


酒村ゆっけ、『酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす』の紹介


新たなる酒文学、ここに誕生。

グロテスクなのになぜか心地いい。
酒テロクリエイターとして名を馳せる著者が稀有な発想力を見せつける! 初の短編小説集。
人間関係や恋愛関係。小さな困難が積み重なり、複雑に絡まり合い、いつの間にかがんじがらめになる……そんな難しさや不確かさ、孤独や絶望なんとか乗り越えているすべての方に、心地よいほろ酔いを届けます。

既婚者との関係から抜け出せない女性を救い出すために、一本の口紅が取った驚きの方法とは?(「口紅の弾丸」)
ミニマリストを極めすぎた男、全てを捨てて、最後に捨てたものとは?(「      」)。
地下アイドルとして奮闘する少女を守り支える、くまのぬいぐるみの不思議な力とは? (「くまのくぅーちゃん」)
嵐の夜偶然知ってしまった酒の味。酒を求めて人間になることを決意し、裏切りを重ねた人魚が見つけた未来とは? (酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす)

最後のどんでん返しに息を呑む! 「まさかこんな展開になるなんて!」と、新鮮な驚きに包まれる!
日々の痛みを和らげる「お酒」のような恍惚と同時に、酔いが醒めたときの筋肉痛や頭痛のような痛み、それでも現実に立ち向かう一人ひとりへのエールのような余韻が残ります。


酒村ゆっけ、『酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす』の主観だらけの感想


この作品は30分以内で読める短編が詰まっている作品でした。最近、短編を読んでいなかったのでこれをきっかけに現在短編にハマっております。通勤が電車で30分程度で読める作品が毎日読みたいと思っていたので、ちょうど良い作品でした。寝る前に読むのもピッタリでした。

著者の妄想がこの本にはたくさんたくさん詰まっています。この本を読んで感じたのは私は最近、妄想をしていないなと思いました。小さい頃は日々の中で沢山のことに疑問を抱き、妄想をしていた気がします。しかし、最近では事実にばかり興味を持ってしまい、妄想というものをせずにネットで調べることに注力している気がします。

もっと想像力を持って生活していきたいなと思いました。クリエイティブな人になりたいと思っているので、事実だけに目を向けるのではなくたまには想像して自分で解決してしまってもいいのかなと思いました。そしたらまた新たな自分の考えが膨らむのではないかなと思いました。


最後のミニマリストの話が好きでした!


酒村ゆっけ、『酒に溺れた人魚姫、海の仲間を食い散らかす』をおすすめしたい!


この本を読めば、生活の見方が少し変わるかもしれません。ぜひ読んでみてください。
そして、自分好みの話を見つけてみてください!!


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