平成最後に、男木島ぶらり
あと3日、小豆島で過ごすNAYOです。
働いてるカフェが定休日で、ぶらりと男木島に足を運んできた。
島から島、意外と遠い。
小豆島にはいくつか港がある。
今日はうどん県のある高松港へフェリーがでている土庄港へ。
島と島、日本地図を広げたら近いと思ってた。実は遠い。
小豆島、高松港、そして男木島へのルート、片道2時間。
のんびり揺られるフェリーの移動も悪くない。
まずは高松港へ向かう。
フェリーは瀬戸芸とGWで人がいっぱいで、立ち席のひとでも溢れてた。
うどん県でうどんを食す。
小豆島から1時間。いつも小豆島から見えていた高松港がみえてきた。
\きたぞ、うどん県/
小豆島と高松港をつなぐフェリー内はきれいで、テレビまで完備されている。平成最後だ、あーだーこーだって番組みてくつろいでたら、あっちゅーまにうどん県の高松港へ到着した。
\どや、これがうどん県の名物や/
せっかくなので、うどん県のうどんで、早めのお昼ご飯。
店の前では、観光客目当てと思われる高値のメニューが人気!とでかでか宣伝されていた。
だけど私には、かけうどん小+おにぎり+天ぷらでワンコインでお釣りが返ってくるお手軽うどんで満足した。
いざ、男木島へ
腹も満たされ、いざ男木島にむけて出発。
写真撮ろうとしたら、突っ立てるおっさん邪魔だったのでチケットで隠す。
今回は寄らなかったが、男木島へは女木島経由でいく。
女木島は桃太郎で有名な鬼ヶ島がある。なかなか洞窟にドキドキするのでいってみてはいかがだろうか。(6年前にいったが、面白かった)
男木島に到着
女木島・男木島をつなぐフェリー「めおん」の色が可愛い。
高松港から男木島までは約40分。
蛸がよくとれるのか、蛸にまつわるモチーフがみられた。
お船の模様もオクトパス。
猫が共存する、男木島
猫の島で知られる男木島。私が歩いて出会った猫ちゃんは13匹くらい。
\去勢済みの耳カット、桜猫がいている島/
みんな、人馴れしておとなしく可愛い。
フェリーですれ違った人が、思ったより猫少ないじゃんって文句いっていたけど、猫だけじゃなくて島の魅力を感じろって思ってしまった。
男木島は、猫と島がきちんと共存している島だ。
出会う猫は、みんな去勢手術済みを知らせる耳カット(この島では桜猫と呼ばれるらしい)をしている。
猫の餌を持ち込まないでの注意喚起のポスターがフェリーに貼られている。
可愛いからと餌を与えて猫が増えすぎてしまうと、島民と共存できるバランスが崩れ、島での猫の存在意義がなくなってしまう。
島民が猫を大事にしているのが、耳カットして幸せそうに横たわっている猫たちの様子からわかった。
目的の男木島図書館へ
昔からの繋がりの額賀さんが男木島に移住されてから早6年。
額賀さんが3年前に作り上げた男木島図書館に、私はずっと来たかった。
\額賀さんが、美味しいコーヒーいれてくれた/
こちらの図書館では、心がほっと休まるコーヒーとドーナツを注文して館内で食べられる。
ここで、うどんを食べなかったらよかった・・・と大後悔したので、次回リベンジしにくると心に誓った。
見た瞬間、ドーナツは食べようと決意。
注文後、木と本の温もりが心を穏やかにさせてくれる館内へ。
額賀さんとお会いするのも久しぶりで、コーヒーを用意してもらいつつ雑談をした。
私が数日小豆島で過ごしていること、一緒に今日きていたそのカフェをしている友達の小豆島での暮らしの話、男木島で暮らす額賀さんのお話など。
きっと、ただ遊びにきてるだけだったら、こんな話をしてなかった。
今回暮らすように島で過ごしているからこそ、知れる島民のこと。
\ドーナツとコーヒーがきた/
さっくりとした優しいドーナツの食感、ふわりと広がるコーヒーの香り。
雨の予報だった島は曇りで、本が並んだ窓からは柔らかな光が差し込む。
”平成最後のこの日に、男木島図書館にきてよかった”
そんなことを、ぼんやりをしつつ、ゆっくりと本のページをめくる。
ずっとここにいて、なにも考えずに、ひたすらぼーっとしたくなった。
フェリーの時間さえ気にしなければ、それが叶ったのだが、現実甘くない。
他の誰かが注文したカレーを横目に、次回は絶対たべようと再度ちかった。
オンバ(乳母車)をカスタマイズするアートな工房のオンバファクトリーさんの看板もかわいかったな。
男木島という小さなしま。
滞在は結局、移動時間よりも短かったかもしれない。
意外と島と島は遠いのだと知った。
海の景色は違うけど似ていて、
男木島からみえる、小豆島からみえる海や空や遠くに見える島はとても好きなんだと実感した。
同時に、男木島というちいさいけれど、猫をする島民の取り組みや男木島図書館を通して、親しみある温かい雰囲気にふれた。
また好きな島がひとつ増えたと思う。
私は5/3まで小豆島にいます。残り、わずか。
あと1分で令和になる。
令和は、人とつながり、次に繋げる旅をしたいと思う。
気に入っていただけたら、とてもうれしいです(*´ェ`*)