変化への背中を押してあげよう:ダイエットの挫折を防ぐために
体重計の数字に一喜一憂していませんか?ダイエット成功したのにまた太る。ダイエット地獄。もういやだ。そんなとき、ぜひこころにアプローチしてみましょう。
*本記事の内容は、The Center for Mindful Eatingから翻訳の許可を得た情報をもとに、わたくしの経験を踏まえてご紹介しています。
こころにアプローチする理由
ボディメイキングを始めるかたは、もともとの美意識や健康意識が高い方も
いらっしゃるけれど、わたしのように、つらい気持ちから始める方もいると思います。
もっと美しくなりたい方も、つらい気持ちから逃れたい方も、共通点があります。ご自身が自ら変わろう、食べ物や食事とからだ(そして心との)関係をよくしたいとこころのどこかでは願っているということです。変わりたいというこころがもとになっているのですね。でも、世の中にはそんな気持ちを邪魔してくるものがたくさんあります。
変化を妨げるものはなに?
食べ物、食事、体とのかかわりを変えよう、体重を減らそう、キープしよう、と思ったとき、こんなことが壁になるのではないでしょうか?
・意志が弱い
・中毒症状・依存症
・欲しくてほしくてたまらなくなる
・新しい食事法がつまらない
・空腹感が強すぎる
・感情的に食べてしまう
変化を妨げる原因はあなたじゃない
意志が弱いのではない
意思が弱いのではありません。無理しているのかもしれません。あなたに合わない方なのかもしれません。
中毒症状・依存症かもしれない
食事制限が依存症のような行動を招いているかもしれません。
カロリー表示がないと怖くて食べれない、というのはカロリー表示依存症になっている可能性が高い。制限すればするほど、依存症のようなことが現れる可能性があります。
欲しくなるのは制限のせいかも
実は制限したから、余計にほしくなっているということがよくあります。
食べちゃダメ―!と思うとそれ食べたい!と思うような仕組みが脳にあるようです。
楽しくない食事を試そうと思っている
毎回同じ食べ物では誰だって飽きるでしょう。毎日、もやしにこしょう、ゆで野菜ばかりでは飽きてしまいます。
生物学の仕組みに勝とうとしている
空腹感に勝とうとしても、空腹は本能です。太古の昔から、飢餓状態のために備えようとする仕組みが体にはあり、ダイエットで極端な飢餓状態を続けると、高カロリーなものを食べると、体に貯め込もうとする働きがあるようです。これに短い人生のあいだで、本能に勝とうとするより、本能とうまく付き合っていきませんか?
変化を妨げるものはまだある
こころ、からだの変化にはまだまだ多くの壁があります。
ダイエットへの愛着
なんだかんだ言ったって、やっぱり体重軽い方がいいじゃん、という思い込み。わたしもありました。でも、体重が軽いことと、スタイルがよく見えることは全く別です。
自分に厳しくすればよいと思っている
目標で、自分で自分をケアする時間がなくなるケアすることは甘やかすことではありません。こころを休めることだって必要です。
他人の声、評価
「まるくなったね」と言われて、せっかく心にアプローチしようとこころに決めたのに体重計にアプローチしてしまうことはないですか?まるくなったというのは、見た目のことじゃないかもしれません。
どなたかの、「○○さん、やせてきれいになったよね」ということばを聞いて、自分もやせたらきれいになれると思い、ボディメイキングを開始していませんか?人は人。自分は自分。やせることだけがきれいになる手段ではないのです。
自分を大切にしよう
未来を描こう
こころとからだ、食べ物が、調和がとれるようになったら、くらしも整います。人間関係もよくなります。こころが安定します。ボディメイキングがこんな効果があるわけです。
自分を大切にしよう
太っているから会えない。太っているからファッションを楽しめない。体重計の数字=太るに変換しないでください。
体重計の数字は単なる数字。繰り返しになりますが、体重が軽いことと、スタイルがよく見えることは全く別です。あなたはそもそも、そのままでもいいけれど、変わりたいと思って、ボディメイキングをきっかけに美しくなっていくのです。
いま、ここに気づこう
何が食べたいのか、何がしたいのか、何が着たいのか。制限をとっぱらって感じましょう。何を想像しようが頭の中は自由です!
他人と比べるのをやめよう
あの人は何もしていなくて痩せているのにどうして自分は…と凹む必要はまったくありません。
あなたは、今、変わろうとしている。
その時点で、もう、十分なのです。
最後に
自分を認めること。大切にするだけでボディメイキングできるなんて嘘みたいだと思うかもしれません。でも、わたしは、人生が変わりました。
練習を繰り返していけば食べ物と食、体、の関係がよくなり、ストンとわかるときがくる。
その時はきっともっと軽やかに生きれるようになっていると信じています。
※この記事はThe Center for Mindful Eatingから翻訳許可を得た記事を参考にして書いています。
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