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マインドフルネスオンライン講義での疑問「ウェルビーイングとウェルネス、ヘルスの違いって?」

すべて「健やかさ」と訳せそうな
この3つの単語の違いを調べました。

英単語について詳しく知りたいときは、
英英辞典で調べます。

ケンブリッジ(イギリス系)
オックスフォード(イギリス系)のうち、
違いがわかりやすかったケンブリッジを
紹介します。

well-being
the state of feeling healthy and happy
wellness
the state of being healthy, especially when it is something that you actively try to achieve 
health
1. the condition of the body and the degree to which it is free from illness, or the state of being well
(2. services and jobs that exist to take care of people's health)
(3. the condition of something that changes or develops, such as an organization or system)

https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/health

日本語訳してみます。
ウェルビーイング
健康と幸せを感じている状態
ウェルネス
健康であるという状態
特に積極的に健康な状態になろうとしているときのこと
ヘルス
体の調子や、病気でない程度、またはよい状態(1.の意味のみ和訳)

すべて健康という概念は入っている、
しかし、守備範囲がちょっと違う、
ということが分かりました。

ウェルビーイングとヘルスは、
「状態」を示していますが、
ウェルネスは
「健康な状態になろうとしていること」
という「行動」が入っています。

次は、2つずつを比較していきます。

まずは状態を示している
ウェルビーイングとヘルスから。

ウェルビーイングとヘルスの違い

1948年に制定されたWHO憲章の前文に
ウェルビーイングとヘルスの違いを
読み解くカギがありました。

この定義によると、
ヘルスとは、病気でないとか、
弱っていないということではなく、
肉体的、精神的、社会的に、
すべてが ウェルビーイングである状態であることを言います。

このことから、ウェルビーイングは
幸福感や満足感を感じられている状態、
だといえます。

“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

https://www.who.int/about/governance/constitution

ウェルビーイングとウェルネスの違い

次はウェルビーイングとウェルネスの
違いです。

グローバルウェルネスインスティチュートによると、ウェルネスはウェルビーイングな(満足感や幸福感を感じられている)状態になるために、個人個人の意識、選択、行動が能動的に取り組むことだそうです。

やはり、ウェルネスは、
静的な状態を示す言葉ではなく、
動的な動作、行動を示す言葉だと
理解するとわかりやすそうです。

まとめ

定訳ではありませんが、
このように理解すると
違いがわかりやすそうです。

ヘルス 
一般的な「健康」な状態を示す
ウェルビーイング 
生活への満足度や幸福感を示す
ウェルネス 
ウェルビーイングな状態に向かうための具体的な行動を示す

オンライン授業で出てきた3つの単語の
違いがわかってスッキリしました。

これからは使い分けにも
注意していこうと思います!

どうぞよろしくお願いいたします。

過去のオンライン講義受講記録は
こちらをどうぞ。

マインドフルネス全般の記事は
こちらからどうぞ。

参考になりそうなサイト

日本語のサイトで理解を深めるのに
参考になりそうなサイトを紹介します。

Well-being関係(内閣府)
ウェルネスとは(琉球大学)

精いっぱい文章を書いておりますが、サポートいただけるとさらにお役に立てることが増やせると感じています。よろしくお願いいたします。