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心が軽くなる心理学❼「鬱病の人がしてしまいがちな行動」

今回の内容は「鬱病の人がしてしまいがちな行動」です。うつ病の人はどんな共通点があるのでしょうか。

うつ病になりやすい人には共通点があります。それは前回紹介した「規則正しい生活」ができていないということです。

「規則正しい生活」には、薬以上の効果があるとされています。

その中でも前回は睡眠について紹介させていただきました。

今回の内容は「運動」についてです。「運動」はどのような効果があるのでしょうか。紹介していきます。

うつ病の治療を行っている方の話で、うつ病の患者の中に「週2回ジムに通っていますが、うつ病です」という方に今まであったことがないそうです。

また、世界的にもうつ病の治療の1つとして「運動」が注目されています。

週に150分以上の有酸素運動で、薬物療法と同等かそれ以上の効果があるそうです。

もちろんですが、日々の運動は予防効果があります。

オーストラリアの研究では、運動の習慣が全くない人は、普段運動している人に比べ、約44%もうつ病のリスクが高まってしまうそうです。

また、運動をしない人は運動をしている人に比べ、1年後のうつ病の発症のリスクが1.8倍だとする報告もあります。

また、ハーバード大学での研究では、スポーツを行っている人のうつ病になる確率は20~30%低いことが明らかにされました。

ではどのような運動をすればいいのでしょうか。

具体的な運動としては、ランニングや水泳などの有酸素運動、また普通の散歩やヨガのような軽い運動でも効果があるとされています。

いままでは、有酸素運動がもたらすうつ病の改善効果は広く知られていますが、最近では「筋トレ」も、うつ病の改善効果を認める報告があります。

運動をすることは、脳の活性化、睡眠の質の向上、ストレスホルモンの低下など、いい事ずくめなのです。

とはいえ、急に自分の生活に運動を入れ込むというのは、難しい人も多くいることでしょう。

なので、週1で1時間の散歩など軽い運動から始めてみましょう。

今回の内容はいかがでしたか?面白い、為になったと感じた方は、スキとフォローよろしくおねがいします。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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