インドとダイヤモンド
インドと言うとカレーや映画、ゴールドが大好きのイメージがあります。実はダイヤモンド発祥の地だったりします。
紀元前の事、インドのとある河川では、古くから硬い石が発見されてました。その当時はインドしか採掘されなかった為、そのダイヤモンドの事を当時はインド石と呼んでいたと話もあります。
当時のダイヤモンドは、ただ硬い原石でしたので、ルビーやエメラルドに比べて、価値も低いものだったそうです。※ダイヤモンドが研磨されて輝くようになるのは、1700年代に入ってからです。
現在は、ダイヤモンドの採掘はほとんど行われていませんが、研磨、流通、販売の世界的な商業地として有名です。インドの輸出品目3位がダイヤモンドという位、大きな産業となっています。
普段のインドでのダイヤモンド取引は、びっくりしますが、外で地べたに座り売買します。きっと何千年前からの風習何でしょうね。
近年、この取引スタイルの他に、これもびっくりなんですが、国際的なダイヤモンドの取引所として世界最大規模となるオフィスビルが建設予定です。
9棟のオフィスビル、4200室以上の事務室が設けられる予定で、インド国内はもとより、世界中から注目されている超大型プロジェクトです。
ダイヤモンドの研磨力は圧倒的
現在、インドでは200万人以上のダイヤモンド研磨士がおり、その数は世界の9割と言われてます。圧倒的な研磨師の数がいる上に、困ったこともありました、ロシアとウクライナの戦争です。
ロシア産の天然ダイヤモンド原石からシフトチェンジ
天然ダイヤモンドのマーケットが、世界最大の量を誇る、ロシア産の原石の取り扱いをやめた為、数多くのインドの研磨師が路頭に迷うところでした。
ここで登場するのが、ラボグロウンダイヤモンドです。元々中国からのラボダイヤの原石を研磨していたのですが、今度は国をあげて、ラボダイヤの研磨業を始めました。研磨師に取っては原石の出どころが変わっただけで、ダイヤモンドに違いは無い為、スムーズに以降したと聞きました。
ダイヤモンドの先の先を行くインド業界
日本はバブル期に、世界の4割の宝飾品を集めた国でした。※今はだいたい10分の1位です。そして今は、アメリカや中国が宝飾品マーケットの中心です。
インドは嫁入り道具にゴールドを持参する位、ゴールドの需要が凄まじいですが、紀元前から脈々と継がれているダイヤモンドの事業もどんどん発展していく模様です。
ダイヤモンドを研磨するのは最新の機械で、人間の手は最後の仕上げ位です。効率化と量産化を果たし、天然もラボも含めて、ダイヤモンドの未来はインドが握っているのではないでしょうか?
◆NAYAはラボグロウンダイヤモンドを「世間に広く知らせる」ために、生まれた専門ブランドです。
様々なラボダイヤを適正な価格で販売します。