「日本プロ音楽録音賞」受賞歴ありの人気シリーズ『飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ』2022年版リリース!
指揮者のいないオーケストラ”──「飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ」
「飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ」は、2005年に旗揚げされたプロフェッショナル楽団。
地元出身の栃本浩規氏(トランペット)と森純一氏(ファゴット)、飛騨市河合町で長年コンサートを行なっている金木博幸氏(チェロ)、そしてコンサートマスターに荒井英治氏(ヴァイオリン)を迎え、飛騨にゆかりのあるトッププレーヤーで組織されています。
旗揚げ当初より、「指揮者を置かない」というスタイルで、演奏家どうしの魂のぶつかり合いともいえる名演の数々を残し、話題を呼び続けています。年に1度の定期演奏会の配信によってハイレゾファンからも支持を集め、日本プロ音楽録音賞の受賞をはじめ高い評価を得ています。
【受賞歴】
●『飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ コンサート 2017』
第25回 日本プロ音楽録音賞
ハイレゾリュージョン部門「クラシック、ジャズ、フュージョン」優秀賞
ベストパフォーマー賞
(ダブル受賞)
https://www.japrs.or.jp/prorec/awards_vol_25/
●『飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ コンサート 2019』
麻倉怜士のハイレゾ真剣勝負(第45回)
特薦
https://ascii.jp/elem/000/002/006/2006767/
評論家・麻倉怜士氏が「ライブ録音の豊かなソノリティと、ディテールまでの暖かい眼差しが感じられる」と絶賛する同シリーズの録音を担当するのは、中学時代を高山市で過ごしたレコーディングエンジニアである長江和哉氏。島田裕文氏、安達万純氏を加えた3人のレコーディングチームで録音を執り行いました。
「指揮者不在」のスリリングな緊張感とプレイヤーひとりひとりの自立したサウンドを精確にとらえる録音は、リスナーに唯一無二の爽快感をもたらします。
土地柄にふさわしくふんだんに木材を用いた、内装も音も美しい飛騨芸術堂(飛騨・世界生活文化センター内)での収録も、このシリーズのアイデンティティのひとつといえるでしょう。
新作『飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ コンサート2022』
このたびリリースされたのは、2022年3月26日に行われたばかりの「飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ コンサート2022」のライブ録音。
新型コロナウイルスの影響で、2020年は中止、2021年はあえての小編成に挑んだ同団ですが、今回は2019年以来久々にオーケストラ作品のプログラムが実現し、ベートーヴェンの「コリオラン序曲」「交響曲第2番」、そしてフィリップ・エルサンの「ヴィオラ協奏曲 - 音楽のユーモア」を演奏しました。
「ヴィオラ協奏曲」のソリストを務めるのは、東京フィルハーモニー交響楽団首席ヴィオラ奏者である須田祥子氏。1948年フランス生までの作曲家エルサンが、17世紀初頭に活躍したイギリスの作曲家、トバイアス・ヒュームのヴィオラ・ダ・ガンバのための作品を元に、ヴィオラ・ソロと弦楽五部という編成で作曲した作品です。コンサートマスターの荒井英治氏の推薦により、このたびのコンサートで日本初演が果たされました。哀愁と華やかさを兼ね備えた“音楽のユーモア”を味わえる作品です。
「オーケストラというより、より少人数の室内楽に参加している感覚」と団員も熱を込めて語る、飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラ特有の集中力の高いサウンドは、この最新録音でも健在です。
今回は、長江氏に加え、島田裕文氏、安達万純氏の3人がレコーディングチームとして録音を担当。本番の録音は島田裕文氏と安達万純氏、編集ミックスは長江氏が担当しています。
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