学校選びエトセトラ Part1~夢見る夢子ちゃん
中1長女の同じ塾に通うママ友から思いもしない情報が入った。
「こないだ塾で志望校を書いたらしいよ~」
そんなこと、本人から何も聞いていない。
というか、父母揃って県外の高校大学を卒業していて
現在住んでいるあたりの高校情報は家族全員ほぼ知らないのに
どうやって書いたのだろう。
と思い本人に聞いてみたところ
「とりあえず、先生に言われるがままS高校を第1志望に」
「アニメで見た同じ学校名の高校を第2志望に」
「合唱団で好きな先輩のT高校を第3志望に」
そ、それでいいんすか。
S高校は県内2番目の超難関校だし
第2志望も偶然ながら進学校だし、
唯一現実的な合唱の先輩の高校も、現在の長女の中学校ではオール4以上じゃないと厳しいと言われている。
数学算数は超がつく苦手な私ですら目立たない体育も英語も怪しすぎる長女にとってオール4とは他の教科で5を取らないと平均4がとれないのはわかる。
結構シビアな数字、夢見る夢子ちゃんにもほどがある。
先日塾の先生と保護者(私)の面談があり、その話になった。
「今は夢のような高望みがいいんです。むしろ今から妥協してちゃダメです。あそこを目指すから頑張ろうってモチベーションになるんです」
なるほど、塾ティーチャーあるあるコメントであった。
微妙に通じる部分もあると思うけれど、
「H大とかN大とか、マンモス大学の付属校って人気で偏差値も高いけど、同じくらいの偏差値の高校で大学のない学校のほうが良い大学に進学する傾向があるんです」だそうだ。
受験勉強に時間をとられずに部活を思いっきり打ち込みたい子には大学付属の学校は向いているがそれほど打ち込む気がないのなら大学がないほうが3年間真面目に勉強する。なるほど確かにそうかも。
実はこの1週間前に次女の塾でも面談があり、また先日塾の本校で中学校の先生を招いての学校説明会もあった。
中1と小4という2年後の受験という点で共通点があるせいか、次女の塾で聞いた話が長女のほうの塾でも聞いたり(上記の大学付属の話とか)実はこの学年での『家庭学習の時間数は毎日1.5時間~2時間が目安』
まで共通していてちょっと面白いけど、さらには
私立中の先生が話していた中1の勉強時間や宿題内容が長女の塾の先生の話ともほぼ一致する。
高校受験塾、中学受験塾、さらに私立中学校の先生の話がデジャヴしまくり、どこで聞いたかもはやわからなくなる。
次女の塾が開催した学校説明会も、中学受験の偏差値で60以上の超難関校ばかりで、我が子の立ち位置がはっきりわかれば雲の上過ぎる学校ばかり、小学4年だからちょっとこちらは親が夢をみてもいいのかなと思い参加してみた。
長女のことを夢見る夢子ちゃんなんて、いえない。
学校選びのスタートはまず、夢をみることが大事!
中学校の説明会は、今年はコロナ禍の影響で4年が参加できる学校での説明会がないことで参加したのだけど、同じ場所で同じ1時間半という時間枠で、これほど違うのかと驚くほど学校によってカラーが違って丸1日はちょっと疲れたけれど面白かった。(面白がるために聞きに行ったわけではないけど)
男女共学か別学か、宗教系の学校はどうなのか、とか、
説明会でみえてくるもの、とか、は、また別に書いてみたいと思う。
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