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人生の後半戦(40歳を迎えて)

何歳まで生きられるか、誰も分からない。
こうやって文章を書いた次の日に、もしかしたら死んでいるかもしれない。

先のことは分からないが、80歳までは生きたいと思っているし、80歳を一つの区切りと計算したいと思っている。

0歳から39歳までの40年が、人生の前半。
40歳から79歳までの40年が、人生の後半。
そして、80歳からは人生のアディショナルタイム。

そう考えたとき、40年という時間感覚は、まだ実感としてどれくらいの長さか、見当がつかないのは、そもそも自分が存在していなかったときから自分の生きてきた時間を眺めることができないので、客観的に40年という長さを見つめることがまだできないからだろう。

ただ、ここからはリアルに時間軸が見えてくるのだろうとも推察する。45歳になったときの残りの35年は、10歳から44歳までの35年と対応するし、50歳になったときの残りの30年というのは、自分の20歳から49歳までの時間の長さと対応するわけで、これはかなりリアルになってくるんだろうな。

そうしたら、やっぱり人生で何が一番したいのか、何になりたいのかを考えて、日々に向き合っていくことが必要なんだろう。

子どものころからの夢は、「魔法使いになりたい」で、そもそもは魔法少女になりたかったのだが、まず少女になることが限りなく難しいことが分かったので、「魔法使いになりたい」になった。

で、魔法使いというのは何かという話だが、ちょうど今観ているアニメの「葬送のフリーレン」に素敵なセリフがあった。

「魔法というのはイメージの世界だ。(中略)イメージできないものは魔法では実現できない。」

このセリフは裏を返すと、イメージできるものを実現していくのが魔法だということになる。

この実現ということが、現実に実現させることもあるし、相手の頭の中に実現させていくというのも魔法なんじゃないかと思っている。

何を言っているかというと、合唱の素晴らしい演奏を通して、相手の頭の中に別の世界が広がるとすれば、それは魔法なんじゃないかということだ。

私自身、これまで何度も魔法使いのような指揮者と合唱団によって、異世界に連れていかれるような心を揺さぶられる演奏に出会ってきた。

そう考えると、指揮者をやって良い音楽を実現させていくことは、これは魔法使いになっていけるんじゃないかということだ。

残念ながら、まだまだ魔法使い見習いのため、ちょっと魔法が使えるようになれそうかな、そのよすがを感じるくらい、というのが自分の現状だ。

爪の先に火を灯すくらいの魔力があるか、いや、まだないな…。

ちなみに私が考える魔力を持った魔法使い指揮者は、日本に数人しかいない。

なぜなら、それは指揮が上手い、とかそういう基準じゃないのだ。

指揮者にも、勇者タイプもいれば、戦士タイプもいるし、僧侶タイプもいるので。決して指揮者がみんな魔法使いなわけではない。

でも、私が考える魔法使い指揮者は確かに存在するし、そういうものに私はなりたい。

そんなことを考える人生の後半戦に始まりであった。

なお、40=fourtyっていうのは、14=fourteenに似てるな、と考えて、14といえば、中2、中2といえば中2病じゃないか!!!

と考えたので、私の中で40歳と41歳(逆さまにしたら14歳)は、第2の中2病という位置づけに至った。

そのため、こんな中2病的なnoteを書くに至ったのである。

以上!


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