スピリチュアルなトーンで
年明けに友人Mが亡くなった。彼女は高校時代の同級生で、東京に暮らす数少ない函館の友人だった。子どもは小学校6年生と1年生の息子2人。やはり子どものいる何人かの同級生たちと年に数回集まってはおしゃべりをする仲だった。
そんなMが入院したのは、昨年4月に花見をした後のこと。進行の早い小細胞肺ガンで、いつまで生きられるのかわからないという知らせに愕然とした。しかし、こういうときの女達の行動は早いもので、早速同級生の一人で保育園の園長をしている友人が窓口となり、抗がん剤治療を受ける