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デートしてみた

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婚活で出会った男性たちとのやりとりをリアルにまとめました。
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#会話

否定はダメよ!デート中は私の話も聞いてほしーの♡宣言(3)

2回目のデートはマサユキさん行きつけのお寿司屋さんに行くことになりました。お店の人とも仲が良いようで、手際良く次々と注文します。 「どんどん食べてね。これ、食べたことある?ないの?じゃ一回食べておいた方がいいよ!大将、お願い!!あとお酒もお代わりよろしくね」 お酒も入って自分のホームのお店で、マサユキさんは先回よりも更に饒舌です。この日は仕事帰りだったマサユキさんですが、休日に尖ったオシャレをしていた人と同一人物とは思えないくらい、スーツが野暮ったい。 ダボっとしたシワ

否定はダメよ!デート中は私の話も聞いてほしーの♡宣言(2)

話題が豊富で動物好きのマメな人。職人肌でちょっと個性的(いやだいぶだったかも)なマサユキさんは悪い人ではないのですが、話の入りが「違うよ!」から始まるので私は何となく盛り上がりませんでした。 「すみません、そろそろ時間が・・・」 「あ、ナヲ子さんこの後予定あるんでしたっけ?楽しくてあっという間でしたね!ナヲ子さん笑顔も素敵だし、すごくタイプですよ。僕のことどうですか?」 マサユキさんは自分の話したいことをずーっと話していたのでとても充実した楽しげな表情です。期待満々な瞳

否定はダメよ!デート中は私の話も聞いてほしーの♡宣言(1)

最近お見かけしませんがほしのあきさん、可愛らしい方でしたね!彼女の代名詞といえば「ほしーの宣言」(またしても一昔前のネタですが・・笑)。今回のテーマは「女性の話を否定する男はモテない」です。私も思わず「聞いてほしーの宣言」したくなった男性をご紹介します。 マサユキさん43歳 商社勤務/企画営業部/600万/大卒170cm中村獅童に似た、色白ややぽっちゃり目のマサユキさん。一番最初のメッセージで「好きな食べ物は何ですか?僕はイクラです。」と来たので、多分不思議系の男性ではない

初デートは面接か事情聴取か(3)

剛さんのAかBかの質問に答えていった結果、いつの間にか次回のデートと温泉旅行まで決まってしまったナヲ子。このままじゃマズい・・・と思い、ここから反撃スターティンです! 逆に聞いてみた出会ってからずーっと事情聴取のごとく一方的な質問の嵐でしたが、剛さんからの尋問がひと段落したところでナヲ子からも質問を投げかけてみることにしました(ぶっちゃけ興味ないけど)。 「ところで剛さん、コンサルってどんなお仕事されてるんですか?」 「・・・。あ〜、インフラ関係ですかねぇ・・・」 ・

初デートは面接か事情聴取か(2)

出会って3分でちょっと変な人かも・・・と疑いの気持ちが湧いてしまったナヲ子。しかも写真は素敵だったのに、実際会ってみたら全然違うじゃん!とチベットスナギツネのような細目になりそうなのを必死に堪え、おデートスターティンです。 デートというか、面接?!私が席に着くと、剛さんは目を伏せたまま話し出しました。 「今日はどちらから来たんでしたっけ?」 「◯◯区です、東京の西の方に住んでいるんです。」 「具体的に、駅名は?」 「・・・・。(なんとなく言いたくないけど)◯◯駅です

惚れにくい私がLINEと電話だけで好きになってしまった理由(2)

マサキさんとの未来を想像させる、ワクワクする話に夢中になってしまったナヲ子。それだけでも十分すぎるくらいでしたが、マサキさんは更にナヲ子の恋心をくすぐる会話術を使っていたのです。 身の上話で距離が縮まるマサキさんは子供の頃から頭が良く数字や数学が大好きでだったそうです。一方で人とコミュニケーションをとることが極端に苦手。あるとき親が心配して病院で診てもらったところ「サヴァン症候群」と診断されたそうです。 【サヴァン症候群】知的障害や自閉症などの発達障害等のある人が、その障

惚れにくい私がLINEと電話だけで好きになってしまった理由(1)

今回は、惚れにくいナヲ子が会う前から恋に落ちてしまった超レアケースの男性のお話です。LINEと電話だけで惚れさせるなんて、なかなかの手練れですよね。私はなぜそんなに好きになってしまったのか、その男性の女性を惚れさせるテクニックを解説します。 礼儀正しい好青年マサキさん31歳、外資系証券会社勤務、800万〜1000万、178cm、 岡田将生に似たイケメン、東大卒のスポーツマンという眩しすぎる男性。なぜかアラフォーの私にいいねをしてきました。 ちなみにこんなこと自分で言いたく