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GWにオススメ!渋滞でも安心!穴場のサービスエリアランキング


はじめに

こんにちは、「とうきび」と「ひよこ」です。
ナビタイムジャパンで地点検索システムの研究開発を担当しています。

今回はゴールデンウィークに穴場になりそうなSA・PA(サービスエリア・パーキングエリア)をナビタイムジャパンで調べてみました。高速道路を長距離運転するドライバーの皆様にはぜひ最後までご覧いただき、安全運転に活用していただければと思います。

高速道路での休憩時の困りごと

今年のゴールデンウィークは気候もよくお出かけにぴったりです。反面、高速道路を使った長距離の移動では渋滞に遭遇することもしばしばあります。長時間の移動になるため、SA・PAでの休憩は欠かせません。

ですが、実際に高速道路を利用した際に、SA・PAの駐車場が混んでいて通り抜けてしまったことや、駐車はできたもののトイレが大行列で困ってしまったことはありませんか? 私はあります。

このような課題について、なにかお役に立てる情報を届けられないかと考えました。そこで混雑度が低め、トイレの数が多いなど、SA・PAの穴場を探してみることにしました!

ランキングについて

お出かけ方面別に、利用者数に対して駐車場やトイレが充実していると高得点になるように、観点ごとに独自にポイント換算して集計を行いました。

  • SA・PAの利用者数

    • ナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリの位置情報データを参照

  • 施設の駐車場の台数(大型車・小型車)

  • 施設のトイレの個数

穴場になりそうなオススメSA・PAランキング

関東から西方面(東海・近畿など)のランキング

🥇第1位 新東名高速道路 岡崎SA
🥈第2位 東名高速道路 富士川SA
🥉第3位 東名高速道路 海老名SA
🏅第4位 新東名高速道路 静岡SA
🏅第5位 東名高速道路 足柄SA

関東から西方面への移動した際のおすすめのSA・PAの地図

全体を通して、東名・新東名がランキングを占めました。ランク外には、中央自動車道の駒ヶ岳SAがありました。

1位は岡崎SAでした。愛知県岡崎市の新東名高速道路の終点手前にあります。東京から約300km離れたところにありますが、2023年11月より駐車エリアが拡大されて、小型車は約200台駐車可能です。そしてトイレの数も3位の海老名SAと同数の約200個設置されています。

2位は富士川SAは、静岡県富士市にあり足柄SAの次にあるサービスエリアです。名前の通り富士川沿いにあり、富士山のふもとに位置しているため、富士山をきれいに望めることができます。2017年に開業した観覧車が目印です。

富士川SA上りにある大観覧車

関東から北方面(東北・甲信越など)のランキング

🥇第1位 関越自動車道 赤城高原SA
🥈第2位 常磐自動車道 友部SA
🥉第3位 関越自動車道 高坂SA
🏅第4位 上信越自動車道 横川SA
🏅第5位 東北自動車道 上河内SA

関東から北方面への移動した際のおすすめのSA・PAの地図

北方面は、西方面と一転して路線が分散するランキングになりました。

1位は、関越自動車道の赤城高原SAでした。新潟県に入る手前の群馬県利根郡昭和村にあり、群馬県内では関越自動車道唯一のSAです。駐車場が約200台と多く、フードコートは24時間営業しています。施設の裏の展望台からは、谷川岳や赤城山など群馬を代表する山々の風景を望むことができます。

2位は友部SAです。茨城県笠間市にあります。小型車の駐車場が300台以上と多く、北方面のランキング上位の中では最大の駐車場数となっていました。ゴールデンウイークに大勢の観光客が向かう国営ひたち海浜公園の手前にあるSAでもあり、付近の友部JCT付近で渋滞が発生する時間帯もありますが、直前に休憩する場所としてはうってつけかもしれません。

関越自動車道から望む山々(新潟側)

まとめ

今回のランキングに、いつもは通り過ぎていた意外なSA・PAはありましたでしょうか?今回のランキングは全てSAでしたが、高速道路には多くのSA・PAが存在しています。お出かけする上での休憩の選択肢が広がれば幸いです。

実際のお出かけの前には混雑情報を確認した上で、余裕を持った計画を立ててお出かけください。交通状況などに応じて、今回上げたSA・PAが混雑する場合もあるかと思います。
ナビタイムジャパンの各サービスでは、SA・PAの満空情報の他、駐車場の数やトイレの数も確認することもできます。例えば『ドライブサポーター』では、ルート検索結果で地図上に表示されるSA・PAを選択することで確認が可能です。是非お出かけ時にご活用ください。

ルート検索結果画面の例


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