見出し画像

負けると分かっていても挑む

負けると分かっている勝負に挑まなくてはいけないこともトップアスリートに果たされた宿命です。

戦いに勝つためには負けると分かっていても、どの程度の差で負けるのか見極めなければいけないと聞いた。

恐怖の克服と挑み続けるメンタルを作ることも必要なことだということです。

恐怖を克服するための階段の一歩。次につなげるために

1 自分の心を鼓舞すること。
ここで引いてしまったら、今までの努力が水の泡。努力を否定することになる。
何の努力もしていないのならば、しっぽを丸めて引き下がるかもしれない
遊びたい時間に遊ばず、休みたいときにも休まず、その努力の時間は無駄にしたくない。
トップになる人に果たせられた自分自身の立ち位置。

2 自分の存在感
朝起きて練習に向かうときに自分の存在を確認するためにも、1日の計画や内容を確認する。
道場には自分の名札がある。選手名簿に自分の名前がある。大会名簿に名前が記載されている。
自分の存在を認識するとき。
今の位置、これからの状況を確認するときに、自分の存在がそこにある。

3 今までのトレーニングの評価
自分の過去あった練習方法が試されるとき。全く知らない未知の対戦相手や勝ち抜いてきた
強豪との対戦で自分の実力が試されるとき。今までの練習方法やトレーニングが評価され、
これからの課題を見つけるために、この時間がある。
ルールや基準に当てはめて自分の評価が試されるとき。
負ければ悔しい、その悔しさの向こう側へ向かう勇気をもらうための評価。
順位や時間、だけではないライバルたちの行動を盗む時でもある。

4 勝負に対してどれだけ貪欲であるかを評価することのつながる。
途中で逃げ出さないことが人間に残された勇気。
動物であれば命を取られてしまう状況でも、スポーツにはルールがある。
その上の勝敗は突き詰めれば、終わりのあるもの。
ここまでのぶり詰めてきたのだから途中下車はしたくない。この勝負勝って終わりたいもの。
心の中で負けは存在しない。

負けると分かっている敵に対し追従する距離が自分のトレーニングとメンタルを見直すきっかけになる。
重要な技術の精査に繋げる。

勝敗の行く末は最後まであきらめない、
どこか自分で納得のいくプレーや行動があればその記憶を多くの状況で使い分け
次の試合に勝利すればよい。

いいところをいくつもつなげていくことで真摯に向かい合うことが出来る

経験・体験という記憶が次につなげることになる
試合経験の蓄積がバランスの取れた能力を備えることになる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?