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文トレDAY68 40-セミナー編(5)転生逃避

UPWの4日間、初めの1日目は非常に長く感じた。体感的には2日分ぐらいに感じた。しかし、4日間のセミナーが終わってみると、セミナー初日が昨日のことのように思えてくる。不思議な時間感覚だ。

成田に向かう飛行機の中で映画を見た。
あれ?なんか変だ、感受性が上がっている。感じる力が2倍いやもっと上がった。こんなシーンで自分が泣くはずはないに妙に涙もろくなったり、理不尽なシーンでは声を上げそうになる。UPWを受けたあと、私がホテルで寝ている間に何者かが私の心に感受性アクセラレーターを移植したのか?
あきらかに、私は変化した。知らない間に・・・・。

アメリカのテレビドラマHEROSのようにいきなり超能力が開花したか?どうせ開花するならもっと別のこと、空を飛べるとか、時間を止められるとかにして欲しかったが、それはさすがに無理か・・・・。

いままで体験したことの無い環境で、笑い。泣き。叫び。踊り。そして自分自身を見つめ直し、感動を大きく揺さぶられたことにより、「感じる力」が拡大したのだ。
筋トレをすると筋肉がつき、以前より重たいバーベルを挙げられるようになる。感情や知能も同じなのだと思う、使うことで伸び、成長するのだ。

UPWのセミナーで学んだことを全て体得したかと言われると残念ながら答えはNOだった。途中から集中力が継続不可能な状態になり、メモとかはとっていたが、自分の心や頭に刻まれたコンテンツはなかった。
言い訳ぽく聞こえるが「許容範囲をオーバー」したのだ。

でも?本当にそうなのか?おまえ?過去の私に質問する。

ほんとは、「問題意識の低さ」じゃないんか?
過去の私にムチを打つような話だが、この時本当に会社を立て直す気概でアメリカまで行ったのならなぜもっと積極的に自分のこととしてこのセミナーを利用しようとしなかったのか?どろどろになり生き恥を晒し、自分自身をこのアメリカのこのセミナーで自分自身を転生させるぐらいの勢いでなぜ挑めなかったのか?
公開セッションで手を挙げていれば、世界中の仲間が私のことを自分のことのように考え、自分自身を変えるチャンスはそこにあったのにも関わらず、なんでそれを過去のお前はやんなかった・・・・?
なんでや?

答えは一つ、やっぱり変わるのが怖かっただけ・・・だ。
その勇気と覚悟がその時の私には無かった。
この時の私は、目の前の問題から逃げたかった。

たらればを繰り返しても、過去が変わるわけではない、過去は過去だ。

綺麗ごとを並べる体験記事を書くつもりは最初から無い、本当の私の考え方をここに書くことで、自分の心の中の澱んでねじ曲がったものを避けずに見つめ直す。
そして、これから、なにか問題に直面したとき、避けるという選択肢をせず、正面から真摯にそれを受け止め、建設的にその問題を解決する力をつけたいと思っている。



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